秋冬の作業ガイド

秋冬葉物は、全部を一度にまかず7〜14日おきに少量ずつ

小松菜、チンゲンサイ、春菊、水菜、小カブを育てる場所を2〜3区画に分け、最初は食べ切れる量だけ播きます。次の播種日は固定せず、種袋の適期内で前の区画の発芽と天気を確認して7〜14日後に決めます。

食べ切り

一度に少量

継続収穫

2〜3区画

播種間隔

7〜14日を入口

防虫

播種当日から

一つの防虫トンネル内で生育段階の異なる秋冬葉物を少量ずつ育てる畑

ずらしまきは収穫を完全に同じ間隔へそろえる方法ではなく、播種と間引き作業、食べ頃の集中を減らす方法です。暖かい時期は生育が早く、気温が下がると後からまいた区画ほど遅れるため、7〜14日は調整幅として使います。小カブは葉物と同じトンネルに入れられますが、根を太らせる最終株間は別に確保します。

食べ切れる量なら一度まき、継続収穫なら2〜3区画へ分ける
次の播種は7〜14日後を入口に、発芽・天気・種袋の期限で調整
アブラナ科は播種当日から一つの防虫トンネルでまとめて守る
小カブと葉物で最終株間や収穫日数を統一しない
葉物の種を選び、畑を三分割し、一画ずつ播種して一つの防虫ネットで覆う流れ

先に全区画の土を整え、播種する区画だけ溝を作って、残りは表面を崩さず待機させます。

作業ステップ

この順で作業すると失敗しにくい

1

種を開ける前

一度まきか、ずらしまきかを決める

1回で食べ切る量なら一度に少量播きます。毎週少しずつ使いたい場合は2〜3区画へ分けます。品目数を増やし過ぎず、まず2種類からでも構いません。

  • 食べ方から量を決める
  • 継続収穫は2〜3区画
  • 最初は2種類でもよい
2

播種計画

作物ごとの種袋を並べて期限を確認する

小松菜、チンゲンサイ、春菊、水菜、小カブは発芽温度、株間、収穫日数が同じではありません。共通の日付を決める前に、地域別の播種終期が最も早い作物を確認します。

  • 播種終期を確認
  • 株間を統一しない
  • 品種表示を優先
3

播種前

畝やプランターを2〜3区画に分ける

木片や園芸ラベルで区画を分け、播種日と作物名を記録します。全体の土は先に整えますが、まだ播かない区画は溝を作らず、強雨で固まった時だけ表面を直します。

  • 区画を見える化
  • 播種日を記録
  • 待機区画は溝を作らない
4

1回目

最初の区画だけ播き、防虫ネットを閉じる

各作物を種袋どおりの深さと間隔で播き、細かな水で土を湿らせます。小松菜、チンゲンサイ、水菜、小カブなどアブラナ科は播種当日からネットを掛け、裾の隙間を閉じます。

  • 種袋どおりの深さ
  • 細かな水流
  • 播種当日から防虫
5

2回目以降

7〜14日後、発芽と天気を見て次を播く

前の区画が発芽し、欠株の補播が不要で、強雨や高温が続かない時に次の区画を播きます。発芽が悪ければ原因を直して同じ区画を補播し、予定だけを守って次へ進みません。

  • 発芽確認後に進む
  • 強雨日は延期
  • 欠株は適期内に補播
6

本葉〜収穫

間引きと収穫後、空いた区画を次作へ渡す

葉物は混み合う前に間引き、小カブは品種表示の最終株間へ広げます。収穫後は根や病葉を除き、播種適期が残る場合だけ次の少量播種へ使います。期限後は無理に追いまきしません。

  • 間引きを遅らせない
  • 小カブは株間を広げる
  • 期限後は追いまきしない

作業時期の目安

1回目

食べ切れる量だけ播き、播種日・作物・品種を記録する。

7〜14日後

発芽、欠株、週間天気、種袋の播種終期を確認して2回目を判断する。

さらに7〜14日後

生育が速ければ間隔を広げ、気温低下が早ければ適期内で前倒しする。

収穫後

病葉と根を除き、適期が残る場合だけ空いた区画へ次を播く。

プランターは長さを2〜3区画へ分ける

横長プランターなら長辺を2〜3区画へ分けます。小カブの区画は根を太らせる深さと最終株間を優先し、葉物を覆いかぶせません。一つのネットを共用できますが、収穫や間引き後は葉裏とネット内を確認してから裾を閉じます。

  • 長辺を2〜3分割
  • 小カブの根域を確保
  • 作業後にネットを閉じ直す

作業中のトラブル対策

7日ごとに播けば毎週収穫できますか?

保証できません。後の区画ほど気温が下がると生育が遅くなります。7〜14日は播種を分散する入口で、収穫日は株の大きさで判断します。

5種類を同じ間隔で播いてよいですか?

作物と品種で株間が違います。特に小カブは根を太らせる最終株間が必要です。区画を分け、種袋の間隔をそれぞれ使います。

前の区画が発芽しないまま次の日になりました

乾燥、覆土、高温、強雨を確認し、適期内なら同じ区画を補播します。予定表だけを優先して次の区画へ進みません。

ネット内に虫がいます

裾を開けて葉裏と株元から虫や卵を除きます。作業後に侵入経路を確認して閉じ直し、虫を残したまま密閉しません。

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根拠と安全確認

参考資料

よくある質問

ずらしまきは何日おきですか?

7〜14日おきを入口にします。ただし気温、発芽状況、収穫量、品種の播種終期で前後させ、固定日にはしません。

ずらしまきに向く秋冬野菜は?

小松菜、チンゲンサイ、春菊、水菜などの葉物と、小カブが候補です。作物ごとの種袋にある地域・時期・株間を優先します。

一つの防虫ネットで違う野菜を育てられますか?

同じ畝や横長プランターなら共用できます。アブラナ科は播種当日から守り、間引きや収穫のたびに虫を確認して裾を閉じ直します。

春菊も防虫ネットが必要ですか?

アブラナ科ほど必須ではありませんが、同じ区画なら一緒に覆えます。日照や風通しを妨げず、葉がネットへ接触する前に高さを調整します。

いつまで追いまきできますか?

地域と品種の種袋にある播種終期までです。適期を過ぎたら生育日数を確保できないため、次の作型まで見送ります。