種袋を開ける前
地域・品種・気温から「今まくか」を決める
種袋の地域別作型を最優先にし、小カブ・中カブ・大カブと早晩性を確認します。適期内で日中25℃未満へ下がる見込みならまきます。25℃以上が続く時は待ち、最終播種期も過ぎた場合は、短期間で追いまきせず春まき対応品種まで見送ります。
- ・種袋の地域別作型を優先
- ・25℃以上が続けば待つ
- ・期限後は今季を見送る
種まき・植え付けガイド
冷涼な気候を好むカブは、早くまくほど有利ではありません。目安は寒冷地が8月上旬〜9月上旬、平暖地が9月上旬〜10月中旬、暖地が9月下旬〜11月上旬。日中25℃以上が続くなら種袋の作型を確認して待ち、適期を過ぎたら無理な追いまきをせず、春まき対応品種まで見送ります。
寒冷地
8月上旬〜9月上旬
平暖地
9月上旬〜10月中旬
暖地
9月下旬〜11月上旬
生育適温
15〜20℃
カブの生育適温は15〜20℃が目安で、25℃以上では根の肥大不良や病気が増えやすくなります。秋まきは、気温が下がり始めてから、収穫前に強い寒さへ当たり過ぎない期間へ合わせます。カブは移植で根を傷めやすいため、畑やプランターへ直播し、発芽後に間引いて株間を整えるのが基本です。
作業ステップ
種袋を開ける前
種袋の地域別作型を最優先にし、小カブ・中カブ・大カブと早晩性を確認します。適期内で日中25℃未満へ下がる見込みならまきます。25℃以上が続く時は待ち、最終播種期も過ぎた場合は、短期間で追いまきせず春まき対応品種まで見送ります。
播種当日
根が変形しにくいよう、深さ20cmほどまで土をほぐし、石や大きな土塊を除きます。表面を平らにして深さ5〜10mmのまき溝を作ります。凹凸が大きいと種の深さと水分がそろわず、発芽がばらつきます。
播種当日
小さな種を1〜2cm間隔の目安ですじまきし、5〜10mm覆土して手のひらで軽く押さえます。細かなシャワーで底まで水を通し、防虫ネットを当日から閉じます。種が流れるほど強く注水しません。
播種後2〜5日
土表面が白く乾き始めたら朝に細かな水を与えます。高温時は容器を午後の西日から外しますが、暗い室内へ移して発芽を待ちません。長雨で水がたまる場合は水やりを止め、排水を先に改善します。
発芽後〜本葉5〜6枚
子葉が開いたら混み合う所を減らし、本葉2〜3枚、本葉5〜6枚を目安に段階的に間引きます。残す株の根を動かしそうな時は、抜かずに地際を清潔なはさみで切ります。小カブは最終5〜6cm、中・大カブは品種表示の株間へ広げます。
根が太り始めてから
生育前半の乾燥後に急に多量の水が入ると裂根しやすくなります。土の深さ2〜3cmを確認し、乾湿差が大きくならないよう管理します。小カブは根径5cm前後を一つの目安に、品種表示のサイズへ達した株から順に収穫します。
8月上旬〜9月上旬・寒冷地
秋まきの目安。早霜までの生育日数と品種の収穫日数を種袋で確認する。
9月上旬〜10月中旬・平暖地
気温が下がってから直播する。残暑が続く時は日付だけで急がない。
9月下旬〜11月上旬・暖地
高温期を避けつつ、年内どりか冬どりかを品種の作型で決める。
播種後2〜6週間
子葉・本葉2〜3枚・本葉5〜6枚を目安に間引き、根の太りをそろえる。
小カブなら深さ20cm以上の標準プランターへ、条間10〜15cmで1〜2条まきます。土を縁まで詰めず2〜3cmのウォータースペースを残し、排水穴をふさぎません。最終株間5〜6cmを確保し、根肩が見えても上から厚く土を盛って埋め戻しません。
まだ暑いですが、早くまいた方が大きくなりますか?
いいえ。25℃以上の高温が続く早まきは、根の肥大不良、病気、裂根や変形のリスクが上がります。種袋の適期内で、気温が下がるのを待ちます。
適期を過ぎました。室内で始めれば間に合いますか?
カブは直播が基本で、室内育苗からの移植は根の変形につながります。種袋の最終播種期を過ぎたら、無理に室内で始めず春まき対応品種まで見送ります。
発芽がまばらです
まき溝の凹凸、覆土の深さ、途中の乾燥、種が流れる水やり、高温を確認します。適期内なら空いた所へ少量まき直し、期限後は追いまきしません。
間引くと隣の苗まで抜けます
土を湿らせてから真上へ抜くか、残す株の根が動く場合は清潔なはさみで不要株を地際から切ります。
根が割れました
生育前半の乾燥、後半の急な多雨や過剰な水、収穫遅れを確認します。排水を確保し、乾湿差を小さくして適期に収穫します。
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根拠と安全確認
生育適温、秋まき、発芽、水分、裂根と収穫目安を参照。
直播、段階的な間引き、最終株間、早まきの注意を参照。
秋分前後の小カブと葉物の播種、防虫トンネルの考え方を参照。
プランターでの9月播種と約60日での収穫例を参照。
目安は寒冷地が8月上旬〜9月上旬、平暖地が9月上旬〜10月中旬、暖地が9月下旬〜11月上旬です。品種の種袋にある地域別作型を優先します。
15〜20℃が目安です。25℃以上では根の肥大が悪くなり、病気も増えやすいため、秋はむやみな早まきを避けます。
移植で直根を傷めると変形しやすいため、畑や最終プランターへの直播が基本です。欠株は適期内に少量まき直します。
平らなまき溝へすじまきし、5〜10mmほど覆土して軽く押さえます。深さがばらつくと発芽もそろいにくくなります。
最終5〜6cmが一つの目安です。中カブや大カブはさらに広く必要なので、品種の種袋にある最終株間を優先します。
播種した日から掛けます。発芽直後の葉をキスジノミハムシやアオムシ類から守り、間引き後は裾を閉じ直します。
かぶの種まき時期は、平暖地では3月から4月、9月から10月が目安です。プランター初心者は害虫が減り、根が太りやすい秋まきが育てやすく、収穫時期は種まき後40日から60日ごろです。小かぶの収穫目安は根の直径5cmから8cmで、肩が土の上に見えた株から順に抜きます。寒冷地は春まきを遅らせ秋まきを早め、暖地は残暑の強い直まきを避けると安定します。
9月なら何でも同じように間に合うわけではありません。今が上旬・中旬・下旬のどこか、寒冷地・平暖地・暖地のどこかを先に確認します。大根など日数が必要な根菜は適期を逃さず、遅れた時は小松菜・ミズナ・ラディッシュなど短期候補、または育苗済みの苗へ切り替えます。
「地域の適期内」かつ「朝の地温が種袋の発芽温度内」で、播種後に表土を乾かさず、強雨を避けられる日が開始条件です。条件内でも日中が厳しく暑いなら朝夕に作業し、レタスは25℃以上なら無理にまきません。遮光は発芽までの短期補助で、芽が出た後も暗く覆い続けないことが重要です。