追肥判断ガイド

野菜の追肥タイミングは葉色・実つき・生育段階で判断する

追肥は「元気がないから多めに入れる」作業ではありません。株が肥料を使う時期、葉色、花や実のつき方、土の湿りを見て少量ずつ足します。

最初

活着後

葉物

収穫中

果菜

着果後

見る

葉色

注意

入れすぎ

プランター野菜の株元から少し離して追肥している様子

野菜の追肥タイミングは、定植直後ではなく根が動き始めた後、葉物なら収穫が続く時期、果菜類なら開花・着果後が目安です。葉色が薄い、実が小さい、下葉が早く黄ばむ時は肥料切れを疑いますが、葉だけ茂って花が少ない時は肥料過多の可能性があります。

定植直後は追肥せず、活着してから少量足す
葉色が薄い・実が小さい時は肥料切れを確認する
葉だけ茂って花が少ない時は窒素過多を疑う
乾いた土へ置き肥だけ入れず、水やりとセットで効かせる
野菜の追肥タイミングと置き場所を示した手順

葉色、生育段階、追肥位置、水やりを一枚で確認できます。

作業ステップ

この順で作業すると失敗しにくい

1

定植直後

活着前は追肥しない

植え付け直後は根が十分に働いていません。まず水と置き場所を安定させ、新葉が動いてから追肥を考えます。

  • 新葉を見る
  • 根が動くまで待つ
2

週1回

葉色と伸び方を見る

全体に葉色が薄い、成長が止まる、下葉が早く黄ばむ時は肥料切れ候補です。病気や水切れと混同しないよう土の状態も見ます。

  • 葉色を比較
  • 水切れと分ける
3

開花〜収穫期

果菜類は着果後に少量ずつ足す

ミニトマト、ナス、ピーマン、きゅうりは実をつけ始めると肥料を使います。多く入れず、少量を定期的に足します。

  • 着果後に始める
  • 少量ずつ足す
4

外葉収穫中

葉物は収穫が続く時だけ足す

レタス、ミズナ、小松菜などは、外葉を取り続ける時に薄めに追肥します。短期収穫なら追肥せず終える場合もあります。

  • 収穫継続なら追肥
  • 短期なら控える
5

追肥当日

株元から少し離して置く

肥料を茎に直接触れさせると肥料焼けしやすくなります。株元から少し離し、土となじませてから水を与えます。

  • 茎に触れさせない
  • 水やりとセット
6

追肥後

過多サインなら止める

葉だけ濃く茂る、花が少ない、葉が巻く、根元が傷む場合は追肥を止めます。水で流せる鉢なら過湿に注意しながら様子を見ます。

  • 葉だけ茂る時は止める
  • 肥料焼けを避ける

作業時期の目安

定植後1〜2週間

新葉が動いて活着したら、必要な株だけ少量追肥する。

開花・着果期

果菜類は実がつき始めてから、葉色と実の太りを見て追肥する。

収穫継続期

葉物や果菜を長く収穫する時は、少量を定期的に足し、過多サインなら止める。

プランターで追肥を効かせるコツ

プランターは肥料が流れやすく、濃く入れると根も傷みやすいです。少量を株元から離して置き、乾いた土では水やりとセットでなじませます。

  • 少量を分ける
  • 株元から離す
  • 乾いた土に放置しない

作業中のトラブル対策

追肥はいつ始めますか?

定植直後ではなく、新葉が動いて活着してから始めます。果菜類は着果後が目安です。

葉が黄色いので肥料を増やしていいですか?

水切れ、過湿、老化、病気でも黄色くなります。全体の葉色と新葉、土の状態を見てから判断します。

肥料を入れたのに効きません

乾いた土に置いただけでは効きにくいです。水やりでなじませ、根が傷んでいないかも確認します。

液体肥料は毎日使いますか?

毎日は濃すぎることがあります。商品の希釈倍率と間隔を守り、弱った株には急に濃く使いません。

肥料切れと肥料過多の葉色や実つき比較

判断ポイント

追肥が必要な収穫中のサイン

実が急に小さくなる、花が咲いても実が太らない、外葉収穫後の新葉が弱い場合は追肥候補です。ただし葉だけ茂る時は入れすぎです。

実が小さくなる
新葉が弱い
葉色が薄い
葉だけ茂る時は止める
肥料焼け、肥料過多、肥料切れ、乾燥土の追肥失敗例

失敗回避

追肥で起こりやすい失敗

肥料切れだけでなく、入れすぎ、株元への直置き、乾いた土で溶けない肥料、肥料焼けに注意します。

肥料切れ

葉色が薄く実が小さい

水切れでなければ少量追肥する。

肥料過多

葉だけ茂り花が少ない

追肥を止め、水管理を整える。

肥料焼け

株元や根が傷む

茎から離して置き、濃すぎる肥料を避ける。

効かない追肥

乾いた土に粒が残る

水やりで土となじませる。

よくある質問

野菜の追肥タイミングはいつですか?

定植後に活着してから、葉物は収穫が続く時、果菜類は開花・着果後に少量ずつ行います。

肥料切れのサインは?

葉色が全体に薄い、実が小さくなる、新葉が弱い、下葉が早く黄ばむなどです。水切れや病気とも分けて見ます。

追肥を入れすぎるとどうなりますか?

葉だけ茂る、花が少ない、葉が巻く、根が傷む、肥料焼けすることがあります。

プランターの追肥で注意することは?

少量を株元から離して置き、土となじませて水を与えます。濃い肥料を一度に入れすぎないことです。