4月下旬〜6月
花芽のあるがっしりした苗を選ぶ
ししとうは低温に弱いため、暖かくなってから苗を選びます。本葉が濃い緑で節間が詰まり、根元がぐらつかない苗が扱いやすいです。一番花またはつぼみが見えるころの苗なら、植え付け後の生育を読みやすくなります。徒長して細い苗や、葉が黄ばんだ苗は避けます。
- ・節間が詰まった苗を選ぶ
- ・一番花やつぼみが見える苗が目安
野菜の育て方
ししとうは高温を好むナス科野菜で、10号鉢や深型プランターでも育てやすい作物です。平暖地では5月から6月に苗を植え付け、開花後15日から20日ほどで5cmから7cmの若い実を収穫します。水切れや株の疲れが続くと辛い実が出やすいため、収穫期は水やり、追肥、こまめな摘み取りを安定させます。
栽培難易度
初級〜中級
植え付け時期
5月〜6月
栽培場所
日当たりのよい鉢・プランター
収穫目安
5〜7cm・光沢のある若い実
ししとうの植え付け時期は、平暖地では5月から6月が目安です。寒冷地・北海道・東北では遅霜を避けて5月下旬から6月、暖地・九州・四国南部では4月下旬から始められますが、真夏は水切れと高温ストレスで辛味が出やすくなります。収穫目安は実が5cmから7cm前後で、表面に光沢があり、種が硬くなる前です。採り遅れた実を残すと株が疲れるため、最盛期は毎日確認します。
栽培ステップ
4月下旬〜6月
ししとうは低温に弱いため、暖かくなってから苗を選びます。本葉が濃い緑で節間が詰まり、根元がぐらつかない苗が扱いやすいです。一番花またはつぼみが見えるころの苗なら、植え付け後の生育を読みやすくなります。徒長して細い苗や、葉が黄ばんだ苗は避けます。
5月〜6月
平暖地では5月から6月、寒冷地は5月下旬から6月、暖地は4月下旬から植え付けできます。10号鉢なら1株、深型プランターなら株間30cm以上を確保します。接ぎ木苗は接ぎ木部分を土に埋めず、植え付け後は鉢底から流れるまで水を与えます。
植え付け当日
植え付け直後の根はまだ浅いため、風で株が揺れると根づきが遅れます。短い仮支柱を立て、茎に食い込まないよう八の字にゆるく結びます。草丈が伸びて実が増えてきたら、太めの支柱へ替えて主枝を支えます。
一番花のころ
一番花が咲くころ、株元の弱いわき芽や混み合う葉を少し整理します。すべてのわき芽を厳密に取る必要はありませんが、株元が蒸れるとアブラムシや病気を見つけにくくなります。一番花の実は株が小さいうちに早めに採ると、後の生育が安定します。
6月〜9月
ししとうは実をつけ始めると水をよく使います。表土が乾いたら鉢底から流れるまで水やりし、真夏は朝を基本に、乾きが早い日は夕方も確認します。乾燥が続くと花落ち、曲がり果、辛い実が増えやすくなります。受け皿の水はためっぱなしにしません。
6月〜10月
最初の実を収穫し始めたら、2週間に1回を目安に野菜用肥料を少量ずつ与えます。肥料切れでは葉色が薄くなり実つきが鈍りますが、多すぎると葉ばかり茂ることもあります。水やりのたびに肥料が流れやすいプランターでは、株の勢いを見ながら調整します。
6月下旬〜10月
収穫時期は植え付けから40日から50日前後、開花後15日から20日ほどが目安です。実が5cmから7cm前後で光沢があり、種が硬くなる前にハサミで切ります。採り遅れた大きな実を残すと株が疲れ、辛い実も出やすくなるため、最盛期は毎日見ます。
1月
栽培計画。鉢、支柱、培養土、苗か種を選ぶ。寒冷地は苗から始める計画が無難。
2月
種まきする場合は保温環境を確認する。家庭では無理に早まきせず苗購入も候補にする。
3月
暖地は苗の準備。平暖地と寒冷地は低温で生育が止まらないよう植え付けを待つ。
4月
暖地は下旬から植え付け可能。平暖地は苗選びを始め、寒い夜は屋外定植を急がない。
5月
平暖地の植え付け本番。10号鉢に1株植え、仮支柱を立てて根づかせる。
6月
寒冷地の植え付けと平暖地の開花期。水切れを避け、一番果は早めに採る。
7月
収穫本番。5〜7cmでこまめに採り、アブラムシ、ハダニ、カメムシを確認する。
8月
高温期は辛味が出やすい。朝の水やり、乾燥対策、採り遅れ防止を優先する。
9月
秋の収穫を続ける。株が疲れたら軽く整枝し、追肥を控えめに補う。
10月
気温が下がるまで収穫。実の伸びが鈍ったら小さめでも早めに採る。
11月
収穫終了。株を片付け、ナス科の連作を避ける配置を考える。
12月
辛い実が出た時期、水切れ、採り遅れを記録し、翌年の管理を見直す。
ししとうは10号鉢に1株、または深さ25cm以上のプランターで株間30cm以上をとると管理しやすいです。土量が少ないと真夏に乾きやすく、辛い実や曲がり果が増えます。支柱で株を揺らさず、収穫が始まったら水やりと追肥を切らさないことが、長く採るための基本です。
苗が大きくならない
低温、根づき不良、日照不足が原因になりやすいです。植え付けを急がず、暖かい時期に日当たりで管理します。
花が落ちる
水切れ、高温、肥料切れ、株疲れが原因です。乾燥を避け、収穫期は少量ずつ追肥します。
実が辛い
水切れ、高温ストレス、採り遅れで辛味が出やすくなります。5〜7cmで早めに収穫し、夏は乾かしすぎないようにします。
実が曲がる
乾燥、カメムシ被害、株の疲れが考えられます。水やりを安定させ、実につく虫を確認します。
葉が白くなる
ハダニまたはうどんこ病が疑われます。葉裏と葉表を確認し、初期に洗い流すか病葉を取り除きます。
収穫ガイド
ししとうの収穫時期は、平暖地の苗植えで6月下旬から10月ごろまでが目安です。収穫目安は開花後15日から20日ほど、実が5cmから7cm前後で、表面に光沢があり、まだ種が硬くなっていない状態です。小さすぎる実は早く、大きく太って光沢が鈍い実は遅れ気味です。水切れ、高温、肥料切れ、採り遅れで株がストレスを受けると辛い実が出やすいため、最盛期は毎日確認して若いうちに採ります。
病虫害・トラブル
ししとうはアブラムシ、ハダニ、カメムシ、うどんこ病に注意します。アブラムシは新芽やつぼみに集まり、ハダニは乾燥した葉裏で増えて葉を白くかすれさせます。カメムシは実を吸って変形や傷を出し、うどんこ病は葉に白い粉状の斑点が広がります。早期発見のため、収穫時に新芽、葉裏、実を一緒に確認します。
新芽やつぼみに群がる
初期に水で流し、混み合う枝葉を整理して風通しを作ります。
葉裏に増え、葉が白くかすれる
乾燥を避け、葉裏を確認して早めに洗い流します。
実を吸われ、変形や傷が出る
実がつき始めたら見回り、見つけた虫を取り除きます。
葉に白い粉状の斑点が出る
病葉を取り、株元を混ませず風通しを確保します。
平暖地では5月から6月が目安です。寒冷地・北海道・東北は5月下旬から6月、暖地・九州・四国南部は4月下旬から植え付けできます。
育てられます。10号鉢なら1株、深さ25cm以上のプランターなら株間30cm以上を確保すると、水切れと株疲れを抑えやすいです。
平暖地の苗植えでは6月下旬から10月ごろまでが目安です。気温が下がって実の伸びが鈍るまでは収穫を続けられます。
実が5cmから7cm前後で、表面に光沢があり、種が硬くなる前が目安です。大きく太って光沢が鈍い実は採り遅れです。
水切れ、高温、肥料切れ、採り遅れなどで株にストレスがかかると辛い実が出やすくなります。乾かしすぎず、若い実をこまめに採ります。
株が小さいうちは一番果を小さめで早く採ると、その後の株の負担を減らせます。株元の弱いわき芽や混み合う葉も少し整理します。
唐辛子の植え付け時期は、平暖地では5月が目安です。寒さに弱いので、最低気温が安定してから苗を植えます。収穫時期は青唐辛子なら7月から9月、赤唐辛子なら8月下旬から10月が中心です。青どりは長さ4cmから6cmでつやがある実を、赤どりは全体が真っ赤になった実を収穫します。寒冷地は植え付けを2週間から4週間遅らせ、暖地は早植えできる一方で高温乾燥と台風対策を重視します。
ズッキーニの種まき時期は、平暖地では3月下旬から4月にポットまき、苗の植え付けは4月下旬から5月が目安です。初心者は苗から始めると失敗が少なく、収穫時期は6月から8月、収穫目安は実の長さ18cmから22cmです。雌花が咲いた朝に雄花の花粉をつける人工授粉をすると実付きが安定します。寒冷地は植え付けを2週間から4週間遅らせ、暖地は梅雨と真夏の蒸れ、台風前の倒伏に注意します。
かぼちゃの種まき時期は、平暖地では4月、苗の植え付けは5月が目安です。プランターではミニかぼちゃを選び、深さ40cm前後の大型容器に1株を植えます。収穫時期は7月下旬から9月、収穫目安は開花後40日から50日で、ヘタが茶色くコルク状に硬くなり、果皮のつやが落ちた状態です。寒冷地は植え付けを2週間から4週間遅らせ、暖地は早まきできる一方で梅雨の病気と台風対策を重視します。