発見時
黄色くなった位置を記録する
株の下から上まで見て、古い下葉だけか、新葉にも出るかを確認します。下葉1〜2枚だけで上葉が健康なら自然な老化の可能性があります。
- ・下葉か新葉か
- ・何枚に広がるか
トラブル診断ガイド
下葉1〜2枚だけなら老化、古い葉が複数均一に薄くなるなら肥料不足、湿った土で株全体がしおれるなら根傷み、角張る斑点なら病気を疑います。
まず見る
黄化する位置
次に見る
模様と葉裏
土を確認
深さ5cm
避ける
原因不明の追肥
再確認
新葉を1週間
黄葉を見てすぐ追肥すると、過湿や根傷みを悪化させることがあります。最初に黄化が下葉か新葉か、整片か葉脈間か、斑点や虫があるかを記録し、次に土の乾湿を確認します。原因を一つに絞って処置し、新葉の変化を1週間観察します。
診断ステップ
発見時
株の下から上まで見て、古い下葉だけか、新葉にも出るかを確認します。下葉1〜2枚だけで上葉が健康なら自然な老化の可能性があります。
同日
整片が薄い、葉脈を残して黄色い、角張った斑点、細かな点状かすれを区別します。葉裏の虫、糸、かびも確認します。
水やり前
深さ5cmまで乾き鉢が軽いなら水不足、長く湿って重いなら根傷みを疑います。葉色だけを見て水を足しません。
診断後
老化葉は除去、乾燥なら朝に潅水、肥料不足ならラベル量の追肥、過湿なら停水と排水改善、病斑なら病葉整理を行います。
処置後
黄色くなった葉は緑に戻らないことがあります。既存葉より新葉の色、株の張り、黄化の拡大停止を回復の目安にします。
春
気温上昇前の低温による一時的な黄化と、過湿による根傷みを分ける。
梅雨
土が湿ったままの黄化、角張る病斑、葉裏のかびを重点確認する。
夏
水切れ、肥料切れ、ハダニの点状かすれを朝に確認する。
秋冬
生育低下に合わせて水と肥料を減らし、古い下葉の自然黄化を見分ける。
鉢は乾きやすい一方、受け皿の滞水では根が傷みます。水やりと追肥を日付だけで固定せず、土の乾き、鉢の重さ、新葉の色をセットで見ます。
下の葉だけ黄色くなりました
上葉と新芽が健康なら老化の可能性があります。複数枚へ急に広がる場合は土と肥料を確認します。
追肥しても黄色いままです
既存の黄葉は戻らないことがあります。追加追肥せず、1週間後の新葉の色で判断します。
葉脈を残して黄色くなります
葉の新旧と栽培条件で要因が異なります。pHの偏りや要素欠乏もあるため、過剰な単一肥料を避けます。
黄色い斑点が増えています
葉脈で区切られる角斑や葉裏のかび、虫を確認し、病害虫ガイドに沿って対処します。
収穫・食用判断
下葉の老化や軽い肥料不足だけなら、実や葉が硬く健全で異臭がなければ収穫できます。可食部に軟化、かび、腐敗があるものは利用しません。
症状別の対策
位置、広がり、土の乾湿、斑点の形を組み合わせて判断します。
下葉1〜2枚だけが均一に黄色い
完全に黄化した葉だけ除く。
古い葉から複数枚が薄くなり生育が鈍る
土の乾湿を確認後、規定量を追肥する。
湿った土で下葉が黄化し株もしおれる
停水し鉢底と根を確認する。
角斑、褐点、点状かすれが広がる
葉裏を確認し病葉や害虫を処置する。
下葉1〜2枚なら自然老化が多い一方、複数葉の黄化は水分、根、肥料、病害虫を確認する必要があります。
先に土の過湿と根傷みを除外します。肥料不足の特徴が合う場合だけ、ラベル通りの量を与えます。
完全に黄化した下葉や病斑が広がる葉は清潔なはさみで除きます。まだ緑の葉を一度に取りすぎません。
強く黄化した葉は戻りにくいため、処置後に出る新葉の色と黄化の拡大停止で回復を判断します。
根腐れは「しおれ=水不足」と思って追加の水を与えると悪化します。まず土の中の湿り、受け皿、鉢底穴を見てから根を確認します。初期なら腐った根を除いて排水性のある新しい土へ植え替えることで回復を狙えますが、茎元まで軟化した株は処分が安全です。
野菜の追肥タイミングは、定植直後ではなく根が動き始めた後、葉物なら収穫が続く時期、果菜類なら開花・着果後が目安です。葉色が薄い、実が小さい、下葉が早く黄ばむ時は肥料切れを疑いますが、葉だけ茂って花が少ない時は肥料過多の可能性があります。
水やりの必要回数は季節、日当たり、風、鉢サイズ、野菜の生育量で変わります。表面だけを見ずに指を2〜3cm入れ、鉢を持った時の軽さも確認します。乾いていれば一度にたっぷり、湿っていれば待つことで、水切れと根腐れの両方を防げます。