2年目以降の4月〜6月
春に20〜25cmの若茎を収穫する
若茎が20〜25cmに伸び、穂先が締まっているうちに株元から切ります。毎日伸びるため、収穫期は朝に確認します。30cmを超えて穂先が開くと筋っぽくなります。
- ・20〜25cmで切る
- ・穂先が開く前に収穫する
多年草野菜の年間管理ガイド
アスパラガスは毎年収穫する多年草野菜です。春だけ若茎を取り、細い芽が増えたら収穫を切り上げ、夏から秋は葉を残して根に養分をため、冬に枯れ茎を刈り取る流れを守ると翌年の芽が太くなります。
春
20〜25cmで収穫
切り上げ
細い芽が増えたら
夏秋
立茎して養成
支柱
倒伏前に囲う
冬
枯れてから刈る
アスパラガスの年間管理で一番大切なのは、春に取りすぎないことです。20〜25cmの若茎を収穫した後、細い芽が増えたら収穫をやめて立茎します。夏から秋に葉で光合成させ、完全に枯れた冬に刈り取ることで、翌年の芽を太らせます。
作業ステップ
2年目以降の4月〜6月
若茎が20〜25cmに伸び、穂先が締まっているうちに株元から切ります。毎日伸びるため、収穫期は朝に確認します。30cmを超えて穂先が開くと筋っぽくなります。
収穫後半
細い芽が増えてきたら、株の体力が落ち始めた合図です。無理に全部取らず、細い芽を残して葉に育てます。1年目の株は収穫せず、すべて伸ばして株を作ります。
5月下旬〜6月
家庭菜園では5月下旬から6月に収穫を切り上げ、何本かを伸ばして立茎します。立茎した葉が夏から秋に光合成し、根へ養分を送ります。
初夏〜秋
立茎後の葉は細かく広がり、風で倒れやすくなります。支柱やひもで軽く囲い、株元が折れたり傷んだりしないよう支えます。強く縛らず、風が通る余白を残します。
7月〜11月
夏から秋は収穫期ではなく、翌年のために株を太らせる時期です。葉を早く切りすぎると根に養分が戻りません。病気の茎だけ取り除き、元気な葉は黄変するまで残します。
12月〜1月
地上部が黄色から茶色になり、完全に枯れたら株元で刈り取ります。枯れ茎を残すと病気を持ち越しやすいため、プランター上に放置せず片付けます。
1月
完全に枯れた茎を株元で刈り取り、枯れ茎を片付ける。寒冷地は株元を保護する。
2月
春の芽出し前に支柱、ラベル、収穫ばさみを準備する。水やりは控えめにする。
3月
暖地・平暖地は芽の動きを確認する。寒冷地は凍結が落ち着くまで待つ。
4月
2年目以降は若茎を収穫開始。20〜25cmで穂先が締まったものを切る。
5月
収穫本番。細い芽が増え始めたら、取りすぎず立茎へ移る準備をする。
6月
収穫を切り上げ、残した芽を立茎させる。支柱やひもで倒伏を防ぐ。
7月
葉を茂らせて株を養成する。夏の乾燥とハダニ、茎枯病を確認する。
8月
水切れを避ける一方、株元の蒸れを防ぐ。倒れた茎は支え直す。
9月
葉で養分をためる時期。病気の茎だけ整理し、元気な葉は残す。
10月
葉色が変わり始めてもすぐ切らず、黄変が進むまで待つ。
11月
地上部の黄変を見守る。暖地は過湿、寒冷地は冬越し準備を確認する。
12月
完全に枯れた株から順に刈り取り、枯れ茎を処分する。
プランターのアスパラガスは土量が限られるため、収穫しすぎると翌年の芽が細くなりやすいです。春の収穫は短めに切り上げ、夏秋は葉を残し、支柱で倒伏を防ぎます。水やりは表土の乾きで判断し、受け皿に水をためないようにします。
翌年の芽が細くなりました
前年に収穫しすぎた可能性があります。細い芽が増えたら早めに立茎し、夏秋の葉を残します。
いつ収穫をやめますか?
細い芽が増えた時、株が弱ってきた時、5月下旬から6月ごろを目安に切り上げます。
立茎した葉が倒れます
支柱やひもで軽く囲います。強く縛らず、株元に風が通るように支えます。
冬はいつ刈り取りますか?
地上部が完全に黄色から茶色へ枯れてから刈ります。早く切りすぎると養分が戻りきりません。
判断ポイント
春は20〜25cmで穂先が締まった若茎を収穫します。細い芽が増えてきたら収穫をやめる合図です。残した芽を立茎させ、夏秋に葉で光合成させると根に養分が戻り、翌年の太い芽につながります。
失敗回避
アスパラガスの年間管理では、立茎後の倒伏、茎枯病、夏の乾き、冬の刈り残しが翌年の芽に影響します。支柱、風通し、水分、冬の片付けを季節ごとに確認します。
立茎した葉が風で倒れ、株元が傷む
支柱やひもで軽く囲い、倒れる前に支える。
茎に茶色い斑点やへこみが出る
病気の茎を取り除き、株元の風通しをよくする。
葉が黄ばみ、土が強く乾く
朝に水やりし、受け皿に水をためない。
枯れ茎が株元に残り病気を持ち越す
完全に枯れてから刈り取り、残さを片付ける。
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春に取りすぎず、収穫後に立茎して夏秋に葉を残すことです。葉で作った養分が翌年の太い芽につながります。
細い芽が増えてきた収穫後半、または5月下旬から6月ごろに収穫を切り上げて立茎します。
残した芽を伸ばして立茎し、支柱で倒伏を防ぎます。夏から秋は葉を残して根を養成します。
地上部が完全に枯れた12月から1月ごろです。株元で刈り、枯れ茎を片付けます。
深型で土量があり、春の収穫を短めにして立茎をしっかり行えば続けられます。根詰まりや土の劣化が強い場合は更新を考えます。
アスパラガスの植え付け時期は、平暖地では春植えなら3月から4月、秋植えなら10月から11月が目安です。プランターでは深さ30cm以上の大型容器を使い、1年目は収穫せず根を太らせます。収穫時期は2年目以降の4月から6月が中心で、収穫目安は若茎が20cmから25cm、穂先が開く前です。寒冷地は春植え中心で冬の凍結対策を行い、暖地は秋植えもしやすい一方で夏の蒸れと茎枯病を警戒します。
水やりの必要回数は季節、日当たり、風、鉢サイズ、野菜の生育量で変わります。表面だけを見ずに指を2〜3cm入れ、鉢を持った時の軽さも確認します。乾いていれば一度にたっぷり、湿っていれば待つことで、水切れと根腐れの両方を防げます。
野菜の追肥タイミングは、定植直後ではなく根が動き始めた後、葉物なら収穫が続く時期、果菜類なら開花・着果後が目安です。葉色が薄い、実が小さい、下葉が早く黄ばむ時は肥料切れを疑いますが、葉だけ茂って花が少ない時は肥料過多の可能性があります。