3月から4月
苗か種芋を春までに用意する
ヤーコンは種ではなく、苗または芽の付いた種芋から始めるのが一般的です。購入苗は本葉がしっかりしたものを選び、種芋は芽が傷んでいないものを使います。寒さに弱いため、植え付け前の苗は遅霜と強い乾燥を避けて管理します。
- ・苗は節間が詰まった丈夫な株を選ぶ
- ・種芋は芽を折らないように扱う
野菜の育て方
ヤーコンはキク科の大型野菜で、秋に地中の塊根を収穫します。草丈が高く根も広がるため畑向きですが、深い袋や大型プランターなら家庭菜園でも育てられます。収穫後に少し置くと甘みが増すのが特徴です。
栽培難易度
中級向け
植え付け時期
4月下旬〜5月
栽培場所
日なたの畑・深い袋栽培
収穫目安
11〜12月・葉茎が黄ばむころ
ヤーコンの植え付け時期は、平暖地で4月下旬から5月が目安です。苗または種芋を日なたに植え、深い土と水切れしにくい環境で大株に育てます。収穫時期は11月から12月で、葉や茎が黄ばみ始めたころが収穫目安です。強い霜に何度も当てると地上部が傷み、掘り遅れで品質が落ちるため、寒波前に掘り上げます。
栽培ステップ
3月から4月
ヤーコンは種ではなく、苗または芽の付いた種芋から始めるのが一般的です。購入苗は本葉がしっかりしたものを選び、種芋は芽が傷んでいないものを使います。寒さに弱いため、植え付け前の苗は遅霜と強い乾燥を避けて管理します。
4月下旬から5月
平暖地では4月下旬から5月がヤーコンの植え付け時期です。日当たりと水はけのよい場所に植え、苗なら根鉢を崩しすぎず浅めに定植します。種芋は芽を上にして植え、発芽までは土を乾かしすぎないようにします。
植え付け時
ヤーコンは地中に塊根を増やし、地上部も大きく育ちます。畑では株間50cmから70cmを目安にし、袋栽培なら深さ40cm以上、容量の大きい培養土袋や大型鉢を使います。標準プランターでは根域が足りず、収量が少なくなりがちです。
6月から9月
生育期は葉が大きくなり、水をよく吸います。表土が乾いたらたっぷり水やりし、袋栽培では真夏の乾きすぎに注意します。株元にわらや腐葉土を敷くと乾燥と地温上昇を抑えられます。肥料は植え付け時の元肥を基本に、葉色が薄いときだけ控えめに追肥します。
7月から10月
ヤーコンは草丈が1mを超えることがあり、風で倒れやすくなります。株元がぐらつく場合は支柱を立て、台風前は紐で軽くまとめます。葉が込み合いすぎると蒸れや病気が出やすいので、枯れ葉や傷んだ葉は早めに取り除きます。
11月から12月
ヤーコンの収穫時期は11月から12月が中心です。収穫目安は、葉や茎が黄色くなり始め、株元が太り、地上部の勢いが落ちた状態です。早すぎると塊根が小さく甘みも弱いため、晩秋まで待ちます。ただし強い霜に何度も当たる前に掘り上げます。
収穫後1週間から2週間
掘った直後のヤーコンはみずみずしい一方、甘みが弱く感じることがあります。土を軽く落として新聞紙に包み、冷暗所で1週間から2週間ほど置くと甘みが増しやすくなります。乾燥しすぎるとしなびるため、切り口や傷のあるものから早めに使います。
3月
苗や種芋、深い袋、大型鉢、培養土を準備する。寒冷地は室内で苗を保温管理する。
4月
平暖地は下旬から植え付け準備。遅霜の心配がある日は屋外定植を待つ。
5月
植え付け適期。日なたに植え、袋栽培では深さ40cm以上の土量を確保する。
6月
活着後に葉が増える。乾燥が続く日は水切れを防ぎ、株元を軽く覆う。
7月
草丈が伸びる時期。倒れやすい株は支柱で支え、傷んだ葉を整理する。
8月
真夏の水切れに注意。袋栽培は朝夕に土の乾き具合を確認する。
9月
塊根が太り始める。追肥は控えめにし、葉だけが茂りすぎないようにする。
10月
収穫前の充実期。葉や茎の黄ばみ、株元の太り、寒波予報を確認する。
11月
収穫開始。葉や茎が黄ばみ始めた大株から掘り上げ、傷つけないように扱う。
12月
収穫終盤。強い霜が続く前に掘り切り、新聞紙に包んで追熟・保存する。
ヤーコンは標準プランターよりも、深さ40cm以上の培養土袋や大型鉢が向きます。土量が少ないと塊根が太りにくく、夏に水切れしやすくなります。ベランダで育てる場合は、草丈が1m以上になる前提で風対策と置き場所を決めてから始めます。
塊根が太らない
土量不足、株間不足、水切れ、収穫が早すぎることが原因になりやすいです。深い袋や畑で育て、晩秋まで待って掘ります。
葉ばかり茂る
窒素肥料が多すぎる可能性があります。追肥を控えめにし、日当たりを確保して塊根の充実を待ちます。
袋栽培でしおれる
夏の水切れか根詰まりが考えられます。朝夕に土の乾き具合を確認し、株元を覆って乾燥を抑えます。
掘ったヤーコンが甘くない
掘りたては甘みが弱いことがあります。新聞紙に包み、冷暗所で1週間から2週間置いて追熟させます。
収穫ガイド
ヤーコンの収穫時期は11月から12月が中心です。収穫目安は、葉や茎が黄色くなり始め、地上部の勢いが落ち、株元が太っている状態です。葉がまだ青く勢いよく伸びている時期は早く、塊根が小さく甘みも弱くなりがちです。一方で、強い霜に何度も当たると地上部が黒く傷み、掘り遅れで品質が落ちます。収穫期は週1回、葉色と天気予報を確認し、初霜の前後から寒波が続く前までに掘り上げます。掘った塊根は新聞紙に包んで冷暗所に置くと、1週間から2週間で甘みが増しやすくなります。
病虫害・トラブル
ヤーコンは比較的丈夫ですが、アブラムシ、ハダニ、うどんこ病、根腐れに注意します。夏の乾燥ではハダニが出やすく、葉が込み合って風通しが悪いと病気が広がります。袋栽培では排水不良と水のためすぎが根腐れにつながります。
新芽や葉裏に小さな虫が集まり、葉が縮れる
発生初期に水で洗い流し、混み合う新芽を確認します。肥料を効かせすぎないようにします。
葉に細かな白い点が出て、乾燥時に葉裏へ増える
葉裏へ水をかけて乾燥を和らげ、発生葉を早めに取り除きます。真夏の水切れを防ぎます。
葉に白い粉をふいたような斑点が広がる
風通しを確保し、傷んだ葉を取り除きます。水やりは株元へ行い、葉を長時間濡らしません。
土が常に湿り、下葉が黄色くなって株元が弱る
排水穴を確保し、受け皿に水をためません。重い土を避け、袋栽培では底の排水を確認します。
平暖地では4月下旬から5月が植え付け時期です。寒冷地は5月中旬から6月上旬へ遅らせ、遅霜の心配がなくなってから苗や種芋を植えます。
育ちますが、標準プランターでは土量が足りません。深さ40cm以上の大型鉢や培養土袋を使う袋栽培のほうが塊根を太らせやすいです。
ヤーコンの収穫時期は11月から12月が目安です。葉や茎が黄色くなり始めたころから掘り上げ、強い霜が続く前に収穫を終えます。
葉や茎が黄ばみ、地上部の勢いが落ち、株元が太ってきたら収穫目安です。葉がまだ青く元気な時期は早く、塊根が小さいことがあります。
初霜の前後から収穫できますが、強い霜に何度も当たる前までに掘り上げます。寒冷地では11月中、平暖地では12月上旬ごろまでが目安です。
食べられますが、掘りたては甘みが弱いことがあります。新聞紙に包んで冷暗所に1週間から2週間置くと、甘みが増しやすくなります。
長芋の植え付け時期は、平暖地では4月から5月が目安です。芽のある種芋を深い袋や畑に植え、つるが伸びたら支柱やネットへ誘引します。収穫時期は11月から12月ごろで、収穫目安は葉が黄ばみ、つるが枯れ始めたころ。早掘りは芋が細く、遅れすぎると折れ、傷み、凍結リスクが上がるため、霜が強くなる前に掘り上げます。
ごぼうの種まき時期は、平暖地では3月から5月、または9月ごろが目安です。袋栽培では長根品種より短根ごぼうやサラダごぼうが扱いやすく、収穫時期は品種にもよりますが種まき後90日から150日ほどです。収穫目安は葉が十分に茂り、短根種で根の長さ30cmから45cm、太さ1.5cmから3cm前後になったころ。遅れると硬さ、す入り、根割れが出やすくなります。
しょうがの育て方で大切なのは、暖かくなってから植えること、乾かしすぎないこと、株元を少しずつ土寄せすることです。平暖地では4月下旬から5月に種しょうがを植え付け、7月から8月に葉生姜、9月から10月に新生姜を収穫します。葉が黄ばみ始めたころが新生姜の収穫目安で、霜が降りる前に掘り上げます。