種まき前
つるあり・つるなしを栽培場所で選ぶ
プランターで手軽に育てるなら、草丈が低く収穫まで早いつるなしインゲンが扱いやすいです。支柱やネットを立てられる場所があり、長めに収穫したい場合はつるありやモロッコインゲンも選べます。ベランダでは風で倒れない固定方法まで考えて品種を決めます。
- ・省スペースはつるなし
- ・長く採るならつるあり
野菜の育て方
いんげんは暖かくなってから種をまけば、プランターでも短期間で収穫できるマメ科野菜です。平暖地では4月下旬から7月上旬に種まきし、花後10日から15日ほどで若い莢を収穫します。莢が細くまっすぐで、種のふくらみが目立たないうちに採るのがやわらかく食べるコツです。
栽培難易度
初級〜中級
種まき時期
4月下旬〜7月上旬
栽培場所
日当たりのよいプランター
収穫目安
花後10〜15日・若莢
いんげんの種まき時期は、平暖地では4月下旬から7月上旬が目安です。寒冷地・北海道・東北では5月下旬から6月、暖地・九州・四国南部では4月中旬から始められますが、真夏の高温期は落花しやすいため時期をずらします。プランターでは省スペースならつるなし、長く収穫したいならつるありを選び、開花後は水切れとカメムシを重点的に見ます。収穫目安は莢が12cmから15cm前後で細く、種のふくらみが出る前です。
栽培ステップ
種まき前
プランターで手軽に育てるなら、草丈が低く収穫まで早いつるなしインゲンが扱いやすいです。支柱やネットを立てられる場所があり、長めに収穫したい場合はつるありやモロッコインゲンも選べます。ベランダでは風で倒れない固定方法まで考えて品種を決めます。
4月下旬〜7月上旬
いんげんは寒い土では発芽が不安定です。平暖地では4月下旬から7月上旬、寒冷地は5月下旬から6月、暖地は4月中旬からが目安です。深さ20cm以上のプランターに1か所2粒から3粒まき、2cmほど覆土します。真夏まきは高温で花が落ちやすいので、暖地では秋どりに向く時期へずらします。
発芽後2週間前後
発芽がそろったら、本葉がしっかりした株を1か所1本から2本残します。弱い株は根元で切ると、残す株の根を傷めにくいです。株間が狭すぎると風通しが悪くなり、アブラムシやうどんこ病も見つけにくくなります。
本葉3〜4枚
つるあり品種はつるが伸び始める前に支柱やネットを立てます。後から立てると根やつるを傷めやすく、風で倒れやすくなります。つるなし品種でも株が倒れそうなら短い支柱を添えます。ひもは茎に食い込まないようゆるく結びます。
5月〜8月
花が咲くころから莢が太るころまで、プランターの水切れに注意します。乾燥が続くと花が落ちたり、莢が曲がったり、短いまま硬くなったりします。表土が乾いたら鉢底から流れるまで水やりし、受け皿の水はためっぱなしにしません。
開花後〜収穫中
いんげんはマメ科なので肥料を多く入れすぎる必要はありません。花が咲き始め、莢がつき始めたら、株の勢いを見ながら少量ずつ追肥します。窒素が多すぎると葉ばかり茂り、花や莢が少なくなるため、野菜用肥料を控えめに使います。
6月〜9月
収穫時期は種まきから50日から60日前後、花後10日から15日ほどが目安です。莢が12cmから15cm前後、細くまっすぐで、種のふくらみが目立たないうちに採ります。採り遅れると硬くなり、次の花や莢もつきにくくなるため、収穫期は毎日見ます。
1月
品種選び。省スペースならつるなし、支柱を立てられるならつるありも候補にする。
2月
種、深さ20cm以上のプランター、支柱やネットを準備する。
3月
暖地は早まき準備。平暖地と寒冷地は低温で発芽不良にならないよう待つ。
4月
暖地は中旬、平暖地は下旬から種まき開始。寒い年は無理に急がない。
5月
平暖地の種まき本番。発芽後に間引き、つるありは支柱を準備する。
6月
開花と収穫開始。水切れを避け、若莢をこまめに採る。寒冷地は種まき適期。
7月
収穫本番。カメムシとアブラムシを確認し、採り遅れた莢を残さない。
8月
高温期は落花しやすい。朝の水やりと半日陰気味の管理で株を疲れさせない。
9月
秋どりの収穫。夜温が下がる地域では実つきが鈍る前に若莢を採る。
10月
収穫終盤。枯れた株を片付け、豆類の連作を避ける配置を考える。
11月
土を休ませる。次作に使う場合は根を取りすぎず、古い茎葉を片付ける。
12月
収穫量と採り遅れを記録し、翌年の種まき時期と品種を見直す。
いんげんは深さ20cm以上のプランターで育てられます。つるなしは支柱が少なくて済み、短期間でまとまって収穫しやすいのでベランダ向きです。つるありは支柱やネットが必要ですが、株が元気なら収穫期間が長くなります。どちらも開花後の水切れで莢が曲がりやすいため、土量を確保し、真夏は朝の水やりを基本にします。
発芽しない
低温、過湿、古い種が原因になりやすいです。暖かくなってから新しい種を直播きします。
花が落ちる
高温、乾燥、株の疲れが原因です。開花後は水切れを避け、真夏の強すぎる西日を避けます。
莢が曲がる
水切れ、カメムシ被害、肥料切れが考えられます。水やりを安定させ、莢につく虫を確認します。
葉ばかり茂る
窒素肥料が多すぎる可能性があります。追肥を控え、日当たりと風通しを確保します。
莢が硬い
収穫遅れです。種のふくらみが見える前、若く細いうちに収穫します。
収穫ガイド
いんげんの収穫時期は、平暖地の春まきで6月から8月、時期をずらした秋どりで9月ごろまでが目安です。収穫目安は花後10日から15日ほど、莢が12cmから15cm前後で細く、表面がなめらかで、種のふくらみが目立たない状態です。小さすぎる莢はまだ早く、太って種がくっきり見える莢は遅れ気味で硬くなります。収穫期は毎日見回り、若莢を早めに採ると次の花と莢がつきやすくなります。
病虫害・トラブル
いんげんはカメムシ、アブラムシ、ハダニ、うどんこ病に注意します。カメムシは莢を吸って変形や実入り不良を起こします。アブラムシは新芽や花まわりに集まり、株を弱らせます。ハダニは乾燥時に葉裏で増え、葉を白くかすれさせます。うどんこ病は葉に白い粉のような斑点が出る病気で、風通しが悪いと広がりやすいです。
莢を吸われ、曲がりや実入り不良が出る
莢がつき始めたら見回り、見つけた虫を早めに取り除きます。
新芽や花まわりに群がる
初期に水で流し、葉を混ませず風通しを作ります。
葉裏に増え、葉が白くかすれる
乾燥を避け、葉裏を確認して早めに洗い流します。
葉に白い粉状の斑点が出る
混み合う葉を整理し、病葉を残さず取り除きます。
平暖地では4月下旬から7月上旬が目安です。寒冷地・北海道・東北は5月下旬から6月、暖地・九州・四国南部は4月中旬から始められます。
育てられます。深さ20cm以上のプランターを使い、省スペースならつるなし、支柱やネットを立てられるならつるありも選べます。
つるあり品種は支柱やネットが必要です。つるなし品種は基本的に少なくて済みますが、株が倒れそうな場合は短い支柱を添えます。
春まきでは6月から8月が中心です。時期をずらしてまくと、暖かい地域では9月ごろまで秋どりできます。
花後10日から15日ほど、莢が12cmから15cm前後で細く、種のふくらみが目立たない状態です。太って種が見える莢は硬くなりやすいです。
プランター初心者には、支柱が少なくて済み収穫まで早いつるなしが向きます。長く収穫したい場合は、支柱やネットを用意してつるありを選びます。
春菊の種まき時期は、平暖地では3月から4月の春まき、9月から10月の秋まきが目安です。初心者は害虫ととう立ちが少ない秋まきが扱いやすく、収穫時期は10月から翌春ごろまでです。収穫目安は草丈20cmから25cmで、下葉を残して柔らかい先端を摘み取ります。寒冷地は秋の種まきを早めに済ませ、暖地は暑さが残る時期を避けて遅めの秋まきにすると安定します。
唐辛子の植え付け時期は、平暖地では5月が目安です。寒さに弱いので、最低気温が安定してから苗を植えます。収穫時期は青唐辛子なら7月から9月、赤唐辛子なら8月下旬から10月が中心です。青どりは長さ4cmから6cmでつやがある実を、赤どりは全体が真っ赤になった実を収穫します。寒冷地は植え付けを2週間から4週間遅らせ、暖地は早植えできる一方で高温乾燥と台風対策を重視します。
かぶの種まき時期は、平暖地では3月から4月、9月から10月が目安です。プランター初心者は害虫が減り、根が太りやすい秋まきが育てやすく、収穫時期は種まき後40日から60日ごろです。小かぶの収穫目安は根の直径5cmから8cmで、肩が土の上に見えた株から順に抜きます。寒冷地は春まきを遅らせ秋まきを早め、暖地は残暑の強い直まきを避けると安定します。