野菜の育て方

コールラビを春と秋にまき、7〜10cmのやわらかい球茎で収穫する

コールラビはキャベツの仲間で、土の上にふくらむ球茎を食べる野菜です。春まきと秋まきができ、深めのプランターでも育てやすい一方、収穫が遅れると硬くすじっぽくなるため、サイズを見て早めに切り取ります。

栽培難易度

初級〜中級

種まき時期

3〜4月・8月下旬〜9月

栽培場所

日なたの畑・深めプランター

収穫目安

直径7〜10cm

家庭菜園の raised bed とプランターで育つコールラビと収穫した球茎

コールラビの種まき時期は、平暖地で春まきが3月から4月、秋まきが8月下旬から9月です。発芽後に間引き、本葉4枚から5枚で植え付け、株間25cmから30cmを確保します。収穫時期は種まきから約60日から80日後で、球茎が直径7cmから10cmになったころが収穫目安です。大きくしすぎると硬くなるため、収穫期は2日から3日に1回サイズを確認します。

春まきは3月から4月、秋まきは8月下旬から9月。高温期と厳寒期を避ける
プランターは深さ25cm以上を選び、株間25cmから30cmで風通しを保つ
球茎は土の上で太る。株元へ土をかぶせすぎず、乾燥と肥料切れを防ぐ
収穫目安は直径7cmから10cm。大きくしすぎる前に根元から切り取る
コールラビの種まきと育苗、間引き、植え付け、水切れ防止、球を太らせる管理、7〜10cmで収穫する流れ

コールラビは育苗から植え付け後の乾燥対策までを安定させ、球茎が7〜10cmになったら早めに収穫します。

栽培ステップ

まずはこの流れで育てる

1

3月から4月・8月下旬から9月

春まきか秋まきで種をまく

平暖地では春まきと秋まきが育てやすい時期です。育苗ポットやセルトレイに浅く種をまき、薄く土をかぶせます。発芽までは乾かしすぎず、夏まきは強い西日を避けて涼しく管理します。

  • 春まきは遅霜後の植え付けを見越す
  • 秋まきは暑さが少し和らいでから始める
2

発芽後1週間から2週間

本葉が出たら間引く

双葉が開いたら混み合う苗を抜き、本葉2枚から3枚で1本立ちにします。徒長した苗や葉色の弱い苗を残すと、植え付け後に球茎が太りにくくなります。育苗中は日当たりを確保し、過湿で根を傷めないようにします。

  • 本葉2〜3枚で丈夫な苗を残す
  • 育苗中の水のやりすぎに注意する
3

4月から5月・9月から10月

本葉4〜5枚で植え付ける

苗の本葉が4枚から5枚になったら、日当たりと水はけのよい場所へ植え付けます。株間は25cmから30cmが目安です。プランターは深さ25cm以上、幅60cmなら2株程度にして、葉が込み合わないようにします。

  • 株間25〜30cmを確保する
  • 深さ25cm以上のプランターを使う
4

植え付け後から収穫まで

球茎が太る時期は水切れを防ぐ

コールラビの球茎は土の上でふくらみます。株元に土をかぶせすぎず、表土が乾いたらたっぷり水やりします。乾燥と肥料切れが重なると肥大が止まり、硬くなりやすいため、植え付け2週間後から葉色を見て控えめに追肥します。

  • 球茎を深く埋めない
  • 乾燥が続くときは株元をマルチングする
5

収穫2週間前から

葉を広げて球を太らせる

球茎が見え始めたら、葉がよく光を受けられるように混み合う株を整理します。下葉が黄色く傷んだ場合は取り除きますが、元気な葉は球茎を太らせるために残します。アオムシやコナガの食害は早めに見つけます。

  • 元気な葉は残して肥大を助ける
  • 葉裏の害虫をこまめに確認する
6

種まき後60日から80日

直径7〜10cmで収穫する

収穫時期は品種や季節で変わりますが、種まき後60日から80日が目安です。球茎が直径7cmから10cmになり、表面に強いひび割れが出る前に、根元をナイフで切り取ります。大きくしすぎると硬くすじっぽくなります。

  • 7〜10cmが食べごろの目安
  • 収穫期は2〜3日に1回サイズを見る

月ごとの作業

3月

春まき開始。寒い日は保温しながら育苗し、発芽後は日当たりを確保する。

4月

春まきの育苗と植え付け適期。本葉4〜5枚の苗を株間25〜30cmで植える。

5月

春まき株の肥大期。乾燥と肥料切れを防ぎ、アオムシやコナガを確認する。

6月

春まき株の収穫期。7〜10cmになった株から切り取り、遅れないようにする。

7月

高温期は無理にまかず、秋まき用の種、培養土、防虫ネットを準備する。

8月

下旬から秋まき開始。暑さが残る日は半日陰で発芽を安定させる。

9月

秋まきの植え付け適期。防虫ネットを早めに張り、葉裏の害虫を確認する。

10月

秋まき株の肥大期。水切れを防ぎ、球茎が土に埋まらないよう株元を整える。

11月

秋まき株の収穫期。寒さで成長が鈍る前に7〜10cmの株から収穫する。

12月

遅まき株の収穫終盤。強い霜で傷む前に切り取り、硬くなる前に使い切る。

プランター栽培のコツ

コールラビは深さ25cm以上のプランターなら育てやすい野菜です。幅60cmの標準プランターでは2株程度にすると、葉が重なりすぎず球茎も太りやすくなります。土の上で球茎がふくらむため、株元へ土を寄せすぎないことが大切です。

  • 深さ25cm以上、幅60cmなら2株が目安
  • 株間25〜30cmで風通しを保つ
  • 球茎が見える状態で育て、水切れを防ぐ

トラブル対策

球茎が太らない

株間不足、日照不足、水切れ、肥料切れが原因になりやすいです。株間25〜30cmを取り、肥大期に乾かしすぎないようにします。

球が割れる

乾燥後の急な水やりや収穫遅れで割れやすくなります。土の乾湿差を小さくし、7〜10cmで早めに収穫します。

葉だけ大きくなる

窒素肥料が多すぎる、または株間が狭い可能性があります。追肥を控えめにし、葉が重なる株は早めに間引きます。

食べると硬い

収穫が遅れて大きくなりすぎた状態です。次回は直径7〜10cmで切り取り、収穫期は2〜3日に1回確認します。

コールラビの早い5cm未満、食べごろ7〜10cm、遅い硬くすじっぽい状態、切り取り位置を比べる画像

収穫ガイド

コールラビの収穫時期・収穫目安・いつまで収穫できるか

コールラビの収穫時期は、春まきで5月下旬から6月、秋まきで10月下旬から12月が目安です。収穫目安は球茎の直径が7cmから10cmになったころで、手のひらや定規でサイズを確認します。5cm未満ではまだ小さく、10cmを大きく超えると表面にひびが入り、硬くすじっぽくなりやすいです。収穫期に入ったら2日から3日に1回見回り、食べごろの株から根元をナイフで切り取ります。いつまで収穫できるかは季節次第で、春まきは梅雨前後まで、秋まきは強い霜で球茎が傷む前までが目安です。

収穫目安は直径7〜10cm
大きくしすぎると硬くすじっぽくなる
収穫期は2〜3日に1回サイズを確認する
コールラビのアオムシ、アブラムシ、コナガ、根こぶ病をまとめた診断画像

病虫害・トラブル

コールラビの害虫・病気対策

コールラビはアブラナ科なので、アオムシ、アブラムシ、コナガ、根こぶ病に注意します。若い時期に葉を食べられると球茎が太りにくくなるため、植え付け直後から防虫ネットを使うと安定します。根こぶ病は水はけの悪い土や連作で出やすいため、アブラナ科を続けて育てた土を避けます。

アオムシ

葉に丸い穴があき、緑色の幼虫や黒いふんが見える

葉裏を見回って捕殺し、植え付け直後から防虫ネットで産卵を防ぎます。

アブラムシ

新芽や葉裏に小さな虫が集まり、葉が縮れる

発生初期に水で洗い流し、混み合う葉を整理します。窒素肥料の効かせすぎを避けます。

コナガ

葉が薄く透けたように食べられ、小さな幼虫が葉裏にいる

防虫ネットのすき間を閉じ、見つけた幼虫は早めに取り除きます。被害葉は放置しません。

根こぶ病

根にこぶができ、晴れた日にしおれやすくなる

アブラナ科の連作を避け、水はけをよくします。発病株と周囲の土は畑に戻さないようにします。

よくある質問

コールラビの種まき時期はいつですか?

平暖地では春まきが3月から4月、秋まきが8月下旬から9月です。寒冷地は春を遅らせ、暖地は暑さが強い時期の発芽管理に注意します。

コールラビはプランターでも育てられますか?

育てられます。深さ25cm以上のプランターを使い、幅60cmなら2株程度にします。株間を詰めすぎると葉が込み合い、球茎が太りにくくなります。

コールラビの収穫時期はいつですか?

春まきは5月下旬から6月、秋まきは10月下旬から12月が目安です。品種や気温で前後するため、球茎のサイズを見て判断します。

コールラビの収穫目安と見分け方は?

球茎の直径が7cmから10cmになったころが収穫目安です。5cm未満は早く、10cmを大きく超えてひびや硬さが出たものは遅れ気味です。

コールラビはいつまで収穫できますか?

春まきは梅雨前後まで、秋まきは強い霜で球茎が傷む前までが目安です。収穫期に入ったら2日から3日に1回確認し、食べごろから順に収穫します。

コールラビの球茎は土をかぶせますか?

深く土をかぶせません。コールラビの食べる部分は土の上でふくらむ茎なので、株元を安定させる程度に整え、球茎が見える状態で育てます。