1回目・双葉が完全に開いた時
双葉が開いたら3本を残す
子葉が左右対称のハート形に近く、茎がまっすぐな3本を残します。細長い、左右差が大きい、葉が欠ける、極端に離れて生える株から減らします。背の高さだけで選ばず、根元と葉の形を見ます。
- ・整った双葉とまっすぐな茎を残す
- ・1か所3本まで減らす
間引き作業ガイド
最初から1本にせず、3本、2本、1本へ段階的に減らします。残すのは、左右の葉がそろい、茎がまっすぐで、生長点に傷のない株。根が絡んでいる時は無理に抜かず、弱い株を地際で切ります。
1回目
双葉で3本
2回目
本葉2〜3枚で2本
3回目
本葉5〜6枚で1本
最終株間
25〜30cm目安
間引きの目的は、1本だけを早く選ぶことではなく、根が太り始める本葉5〜6枚までに生育のそろった1株へ絞ることです。作業は土が少し湿った朝に行い、残す株の根元を指で押さえます。抜く苗が残す株へ密着している、根が絡む、または株元が動く場合は、清潔なハサミで地際から切ります。
作業ステップ
1回目・双葉が完全に開いた時
子葉が左右対称のハート形に近く、茎がまっすぐな3本を残します。細長い、左右差が大きい、葉が欠ける、極端に離れて生える株から減らします。背の高さだけで選ばず、根元と葉の形を見ます。
2回目・葉が触れ合う前
本葉の形と大きさがそろい、生長点が健全な2本を残します。極端に大きい株だけを選ばず、徒長、葉色不良、虫食い、生長点の傷がある株を優先して除きます。葉が重なってから放置すると、光と根域を奪い合います。
各回の間引き直前
残す株の根元を指で軽く押さえ、離れた苗は真上へゆっくり抜きます。株同士が密着している、抜くと隣の土まで持ち上がる、残す株がぐらつく場合は中止し、清潔なハサミで不要株を地際から切ります。移植して穴を埋めることはしません。
3回目・根が太り始める前
葉が立ち、茎が太く、生長点から新しい葉が伸びる1本を残します。一般的な青首大根は株間25〜30cmを入口にし、短根・丸大根などは品種袋の最終株間を優先します。最終間引きを遅らせて2本を競合させ続けないでください。
間引き直後
抜いた穴を細かい土で埋め、残した苗が倒れない程度に株元へ土を寄せます。中心の生長点は埋めません。土が十分湿っていれば追加の水やりは不要です。乾いて崩れる土だけ、表面がなじむ量を静かに与えます。
作業当日〜翌朝
葉が立ち、株元が動かず、新葉が残っていれば完了です。中心葉が食べられた株、茎が地際で切れた株、しおれが戻らない株しか残っていない時は、無理に1本へ決めません。防虫ネット内を点検し、播種適期内ならまき直しも検討します。
双葉
子葉が整った3本を残す。発芽直後に1本へ決めず、欠株と初期の虫害に備える。
本葉2〜3枚
生育のそろった2本へ減らす。葉が触れ合う前に、生長点と茎の傷を確認する。
本葉5〜6枚
健全な1本へ決め、品種袋の株間にそろえる。抜き穴を埋めて軽く土寄せする。
翌朝
傾き、しおれ、中心葉の食害を確認。被害株しかない場合は1本立ちを確定せず、適期内ならまき直す。
容器では根域が限られるため、間引き遅れの影響が出やすくなります。長根品種は深さ40cm以上、短根品種でも30cm以上を入口にし、一般的な大根は25〜30cm間隔を確保します。株間を詰めて本数を増やさず、容器が浅い場合は短根品種へ替えます。
2本が同じ穴から近接して抜けません
引っ張るのを止め、残す株の根元を押さえて、不要株を清潔なハサミで地際から切ります。根を揺らして分けません。
大きい苗と中くらいの苗、どちらを残しますか?
高さだけで決めません。双葉と本葉の形、茎の太さ、生長点、虫害を見て、周囲と生育がそろった健全な株を残します。
中心の小さな葉が虫に食べられています
生長点が失われた株は回復しにくいため、健全な株があればそちらを残します。全株に被害がある時は最終間引きを急がず、虫を除き、播種適期内ならまき直します。
間引き後に苗が傾きました
根を押し戻さず、株元へ細かい土を軽く寄せます。中心の生長点を埋めず、土が乾いている場合だけ静かに水を与えます。
間引き菜を食べてもよいですか?
病気や強い食害がなく、使用した農薬の収穫前日数を守れる健康な葉だけをよく洗って利用します。薬剤表示を確認できないもの、腐敗、異臭、病斑があるものは食べません。
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根拠と安全確認
子葉、本葉2〜3枚、本葉5〜6枚の3回、残す子葉の形、1本立ち後の土寄せを参照。
3本、2本、1本へ段階的に間引く時期、残す苗の基準、根を傷めない注意を参照。
双葉が完全に開いた時に3本、本葉2〜3枚で2本、本葉5〜6枚で1本にするのが目安です。日数ではなく葉の枚数と混み具合で判断します。
左右の葉がそろい、茎がまっすぐで、生長点に傷や虫食いがない株を残します。極端に大きい株や背の高い株だけで決めず、周囲と生育がそろった株を選びます。
苗が離れ、隣の土が動かない時は根元を押さえて真上へ抜けます。根が絡む、株同士が密着する、残す株がぐらつく場合は、清潔なハサミで不要株を地際から切ります。
葉が重なり、光・水・根域を奪い合って、根の肥大や形が不安定になります。本葉5〜6枚までに最終の1本へ決めます。
土が十分湿っていれば不要です。抜き穴を埋めて土寄せし、土が乾いて崩れる場合だけ、株元がなじむ量を静かに与えます。
病気や腐敗がなく、農薬の収穫前日数を守れる健康な間引き菜は、よく洗って利用できます。異臭、病斑、強い食害がある葉は食べません。
大根は主根を傷めると曲がりやすいため、苗を植え替えず、収穫する畑やプランターへ直播します。発芽適温は15〜30℃、生育適温は17〜20℃前後。発芽できる温度でも残暑が強いと根の肥大や品質が不安定になるため、「月」だけでなく朝の地温と品種の根長を一緒に見ます。
防虫ネットは、虫が入ってから掛けても効果が限られます。種まき・植え付け直後からトンネルを作り、土とのすき間、破れ、作業後の閉め忘れをなくすことが要点です。
大根の収穫時期は秋まきで11月から2月が中心です。収穫目安は地上部の首が6〜8cmほどに太り、品種の標準サイズに近づき、す入りや裂根が出る前の状態です。