2月〜3月
室内で細かい種を浅くまく
セロリアックは発芽が遅く、初期生育もゆっくりです。平暖地では2月から3月に室内や温床で育苗し、種は覆土を薄くして乾かさないように管理します。発芽まで時間がかかるため、初心者は苗を入手して植える方法も現実的です。
- ・種は浅まきにする
- ・発芽まで乾かさない
野菜の育て方
セロリアックは根元が丸く太る根セロリです。発芽と初期生育はゆっくりなので、家庭菜園では春に育苗して初夏に植えるか、涼しい地域で苗から始めると安定します。根の肩が土の上に見え、直径8cmから12cmほどに太ったら収穫適期です。
栽培難易度
中級向け
種まき時期
2月〜3月に室内育苗
栽培場所
日なた〜半日陰の深型プランター
収穫目安
根が8〜12cm・外葉が黄ばむ
セロリアックの種まき時期は、平暖地では2月から3月に室内育苗、または4月から5月に苗を植える流れが目安です。寒冷地・北海道・東北は遅霜後の5月下旬から6月に植え、秋の冷涼期に太らせます。暖地・九州・四国南部では夏の高温と乾燥で生育が止まりやすいため、春の早め育苗、半日陰、水切れ防止を優先します。収穫時期は10月から12月ごろで、根の直径8cmから12cm、外葉が少し黄ばむころが収穫目安です。
栽培ステップ
2月〜3月
セロリアックは発芽が遅く、初期生育もゆっくりです。平暖地では2月から3月に室内や温床で育苗し、種は覆土を薄くして乾かさないように管理します。発芽まで時間がかかるため、初心者は苗を入手して植える方法も現実的です。
4月〜6月
本葉が5枚から6枚ほどになり、遅霜の心配がなくなったら植え付けます。深さ30cm前後、1株あたり15L以上の土量を目安にし、標準プランターなら1株から2株に抑えます。株元の生長点を深く埋めないことが大切です。
植え付け後2〜3週間
植え付け直後は根が弱く、水切れすると葉が止まり、その後の根太りも悪くなります。春は日なたで育て、暑さが強い時期は午後だけ半日陰に移します。表土が乾き始めたら鉢底から流れるまで水を与えます。
生育前半
セロリアックは葉をしっかり広げて光合成させるほど根元が太りやすくなります。混み合うと葉が蒸れ、根も小さくなります。株間は30cm前後を目安にし、黄色くなった下葉は早めに取り除いて風通しを保ちます。
植え付け3週間後〜秋
葉が立ち上がってきたら、2週間から3週間に1回を目安に少量追肥します。一度に多く与えると葉ばかり茂ったり、過湿と重なって根腐れが出やすくなります。水分を安定させながら、肥料切れさせない管理が向きます。
夏〜秋
根元がふくらみ始めたら、肩が土の上に少し見える状態を保ちます。深く土寄せしすぎると首元が蒸れ、浅すぎて根が乾くと硬くなります。表面の細根や傷んだ外葉を整理し、根の周りを清潔にして太りを確認します。
10月〜12月
収穫時期は秋から初冬です。根の直径が8cmから12cmほどになり、外葉が少し黄ばみ始めたら収穫します。遅れると割れ、す入り、硬化が出やすくなります。根を傷つけないよう株元の周囲から掘り、細根を切って持ち帰ります。
1月
種、育苗箱、深型プランターを準備する。寒い屋外での直播きは避ける。
2月
平暖地は室内で種まき開始。浅まきにして発芽まで乾燥させない。
3月
育苗を続ける。暖地は早めの苗作り、平暖地は植え付け場所を準備する。
4月
遅霜を確認しながら植え付け準備。深型プランターに元肥を入れる。
5月
平暖地の植え付け適期。寒冷地は下旬以降まで無理に出さない。
6月
寒冷地の植え付け本番。株間を確保し、水切れさせず根付かせる。
7月
暑さと乾燥に注意。午後の強光を避け、下葉を整理する。
8月
根元が太り始める前の管理期。少量追肥と水分安定を続ける。
9月
秋の肥大期。根の肩を確認し、過湿と乾燥の両方を避ける。
10月
収穫時期の始まり。直径8cm以上の株から試し掘りする。
11月
収穫本番。外葉が黄ばみ、根が8〜12cmなら掘り上げる。
12月
凍結前に採り切る。暖地や軒下では状態を見て年末まで収穫する。
セロリアックは根元を太らせるため、浅い鉢より深さ30cm前後のプランターが向きます。1株あたり15L以上を目安にし、標準プランターでは1株から2株に抑えます。水切れすると根が小さく硬くなり、過湿にすると根腐れが出るため、表土が乾き始めたらたっぷり与え、受け皿の水は残さない管理にします。
根が太らない
株間不足、水切れ、日照不足、肥料切れが主因です。土量を増やし、葉を大きく育ててから根の肥大を待ちます。
根が割れる
収穫遅れや乾湿差が原因です。8〜12cmになった株から早めに掘り上げます。
葉ばかり茂る
窒素過多の可能性があります。追肥量を減らし、水分を安定させて秋の肥大期を待ちます。
株元が腐る
深植え、過湿、風通し不足が原因です。受け皿の水を捨て、傷んだ下葉を取り、株元を蒸らさないようにします。
葉に白い筋が出る
ハモグリバエの食害です。被害葉を取り除き、発生初期に葉裏を確認します。
収穫ガイド
セロリアックの収穫時期は10月から12月ごろです。植え付けから120日から160日ほどたち、根の肩が土の上に丸く見えて、直径8cmから12cmになったころが収穫目安です。外葉が少し黄ばむ、根の表面が締まる、株元がぐらつきにくい状態なら掘り上げます。早すぎると香りは出ても可食部が少なく、遅れると割れ、す入り、筋っぽさ、根腐れが出やすくなります。寒冷地は強い霜の前に採り切り、暖地や軒下では根が傷まない範囲で12月ごろまで収穫できます。
病虫害・トラブル
セロリアックはアブラムシ、ハモグリバエ、斑点病、根腐れに注意します。アブラムシは新芽や葉裏に集まり、ハモグリバエは葉に白い筋や食害を残します。斑点病は湿度が高い時期に褐色の斑点が広がり、根腐れは過湿や深植えで株元が褐色に傷みます。食用部が根元なので、葉だけでなく株元の湿り方も確認します。
新芽や葉裏に小さな虫が群れる
初期に水で流し、混み合う下葉を整理します。
葉に白い筋状の食害が出る
被害葉を早めに取り、葉裏をこまめに確認します。
葉に褐色の斑点が増える
被害葉を取り、泥はねと蒸れを避けます。
根元が褐色に傷み、軟らかくなる
受け皿の水を捨て、深植えと過湿を避けます。
平暖地では2月から3月に室内で育苗するのが目安です。屋外では寒さで発芽が不安定になりやすいため、初心者は苗から始める方法も向きます。
育てられます。深さ30cm前後、1株あたり15L以上の土量を用意し、標準プランターなら1株から2株に抑えると根が太りやすくなります。
収穫時期は10月から12月ごろです。寒冷地では強い霜の前に採り切り、暖地や軒下では根が傷まない範囲で年末ごろまで収穫できます。
根の肩が土の上に丸く見え、直径8cmから12cmほどになり、外葉が少し黄ばみ始めたころが収穫目安です。
根が割れたり腐ったりしない範囲で12月ごろまで収穫できます。ただし寒冷地は凍結前、暖地は過湿で傷む前に掘り上げます。
近い仲間ですが、セロリアックは葉柄ではなく根元を太らせて収穫します。セロリより栽培期間が長く、株間、土量、水分安定が重要です。
セロリの植え付け時期は、平暖地では春植えが4月から5月、秋植えが9月ごろです。寒冷地・北海道・東北は遅霜を避けて5月下旬以降に植え、秋植えは生育期間が短くなるため無理しすぎません。暖地・九州・四国南部では春を早められますが、真夏は強光、乾燥、ハダニ、とう立ちが出やすいため半日陰と水切れ対策を優先します。収穫目安は草丈30cmから40cm、外側の葉柄が太く香りが強くなったころです。
チコリの種まき時期は、平暖地で3月から4月、または9月が目安です。葉を若採りするだけなら本葉が増えたころから利用できますが、白いチコン状の軟白芽を採る場合は、まず畑や深型プランターで根を太らせます。根の収穫時期は10月から12月、軟白芽の収穫目安は暗所で伸びた芽が12cmから15cmほどに締まったころです。
ヤーコンの植え付け時期は、平暖地で4月下旬から5月が目安です。苗または種芋を日なたに植え、深い土と水切れしにくい環境で大株に育てます。収穫時期は11月から12月で、葉や茎が黄ばみ始めたころが収穫目安です。強い霜に何度も当てると地上部が傷み、掘り遅れで品質が落ちるため、寒波前に掘り上げます。