週2回
中心の生長点を見る
外葉ではなく株の中心をのぞき、中心葉が立ち上がる、節間が伸びる、丸いつぼみが集まる変化を確認します。
- ・中心の盛り上がり
- ・節間とつぼみ
トラブル診断ガイド
中心が盛り上がり節間が伸び、つぼみが見えた株はとう立ちが始まっています。切っても葉物の状態には戻らないため、硬く苦くなる前に収穫し、次作の時期と水分管理を直します。
まず見る
中心の伸び
確定サイン
つぼみ・花茎
放置リスク
硬化・苦味・す入り
すぐやる
早めに収穫
予防
適期・適湿
とう立ちは病気ではなく、低温や日長などをきっかけに栄養成長から開花へ切り替わる現象です。葉物や根菜では葉が硬くなり、根のす入りにつながります。花芽を見つけた現在の株は収穫判断を優先し、播種時期、品種、水切れ、取り遅れを次作で修正します。
診断ステップ
週2回
外葉ではなく株の中心をのぞき、中心葉が立ち上がる、節間が伸びる、丸いつぼみが集まる変化を確認します。
発見時
葉が細長いだけの徒長とは違い、とう立ちは中心軸が上へ伸びて先端につぼみを作ります。数日おきに同じ角度で撮影すると分かります。
同日
春先の低温、日が長くなる時期、高温と水切れ、収穫遅れ、品種特性を確認します。作物ごとに低温型と長日型があるため一因へ決めつけません。
花が開く前
花茎が短く柔らかい段階なら葉や花芽を食べられる作物もあります。葉物は株ごと、根菜はす入り前に早めに収穫します。
次の種まき
地域の適期と晩抽性品種を選び、幼苗の強い低温、水切れ、過密、取り遅れを避けます。少量ずつ時期をずらすと全滅を防げます。
2〜3月
春まき幼苗を強い低温へ長く当てず、不織布や育苗場所で調整する。
4〜5月
日長が伸びるため中心を週2回見て、適期株から収穫する。
7〜8月
高温と水切れによる早期抽だいを避け、秋まき適期まで待つ。
9〜11月
地域の播種適期を守り、越冬株を大きくしすぎない。
小さな鉢は根域温度と水分が急変し、ストレスによる早期開花を招きます。土量を確保し、朝に乾きを確認し、真夏は西日と熱い床面を避けます。
花茎を切れば元に戻りますか?
生育相は開花へ切り替わっているため元の葉物状態には戻りません。食べられる部分を早めに収穫します。
小松菜の中心につぼみがあります
とう立ち初期です。花が開く前に株ごと、または柔らかい花芽を収穫します。
肥料不足が原因ですか?
主因は温度、日長、乾燥、品種、収穫遅れです。むやみな追肥では止まりません。
毎回とう立ちします
地域の種まき適期、晩抽性品種、幼苗期の低温、夏の高温乾燥を記録して一つずつ修正します。
収穫・食用判断
つぼみが固く花茎が柔らかい初期なら、菜花として利用できる葉物もあります。花が開き茎が筋張り、強い苦味が出たものは通常の葉物収穫には遅れています。
症状別の対策
中心の形と花茎の長さで、通常収穫か即収穫かを判断します。
中心が詰まり葉が横へ広がる
適期サイズまで管理する。
中心が盛り上がり固いつぼみが見える
食味を見て早めに収穫する。
花茎が伸び葉が小さくなる
すぐ収穫し硬さを確認する。
花が開き茎が硬くなる
通常収穫を終え次作を準備する。
株の中心から花茎が伸び、つぼみや花を作る生殖成長への切り替わりです。
完全には防げませんが、適期播種、晩抽性品種、低温・高温乾燥回避、適期収穫で減らせます。
初期で柔らかく腐敗がなければ食べられる作物があります。開花後は硬さと苦味が増えます。
葉物や根菜は品質が落ちる前に収穫します。採種目的でなければ長く残す必要はありません。
ルッコラはロケットとも呼ばれるハーブ野菜で、発芽から収穫までが早く、初心者のプランター栽培にも向いています。成功の鍵は、涼しい時期にまき、混み合ったら間引き、葉が大きく硬くなる前にこまめに収穫することです。
レタスは春と秋の涼しい時期に育てやすい葉物野菜です。初心者は玉になるタイプより、リーフレタスやサニーレタスを選ぶと失敗が少なく、種まきから約30日から50日で外葉を収穫できます。
水やりの必要回数は季節、日当たり、風、鉢サイズ、野菜の生育量で変わります。表面だけを見ずに指を2〜3cm入れ、鉢を持った時の軽さも確認します。乾いていれば一度にたっぷり、湿っていれば待つことで、水切れと根腐れの両方を防げます。