土寄せ作業ガイド

里芋の土寄せは本葉2〜3枚と5〜6枚の2回が目安

1回に深く埋めず、株の外側へ追肥し、浅く中耕してから細かい土を5cm前後ずつ寄せます。葉柄が集まる中心部は埋めません。仕上げに敷きわらを戻し、盛った土の外側まで均一に湿るよう水を与えます。

1回目

本葉2〜3枚

2回目

本葉5〜6枚

1回の土

5cm前後

完了状態

低く広い山

里芋の株元で中耕、少量の追肥、低い土寄せ、敷きわらと水やりを順に行う様子

最初の土寄せは本葉2〜3枚、次は本葉5〜6枚が入口です。日付だけで決めず、株元の土が低い、子芋側のふくらみや根が見え始めた、雨で土が流れた時は補います。ただし葉柄の付け根まで一度に埋めると、過湿や傷みの原因になります。肥料は株元へ触れさせず、土寄せ後は土の中まで湿ったかを指で確かめます。

1回目は本葉2〜3枚、軽く5cm前後
2回目は本葉5〜6枚、同じく少量ずつ
順番は追肥→浅い中耕→土寄せ→敷きわら→水やり
中心の芽と葉柄の付け根は埋めない
里芋の株元を浅くほぐし、肥料を離してまき、低く土を寄せ、敷きわらの外側へ水を与える4段階

一度に深く埋めず、肥料を株から離し、低く広い山を作ってから乾燥を防ぎます。

作業ステップ

この順で作業すると失敗しにくい

1

1回目・本葉2〜3枚

葉数と株元を見て作業日を決める

植え付け日から機械的に数えず、本葉が2〜3枚開き、根付いて新しい葉が動いている株から始めます。株がしおれる、土がぬかるむ、強い雨の直前なら延期します。土が手でほぐれる程度に湿った朝が作業しやすい状態です。

  • 新葉が動く根付き株だけ作業
  • ぬかるみと強雨前は延期
2

土寄せの直前

追肥を株の外側へ少量施す

使用する肥料の表示量を優先し、株元へ直接かけず、葉先の真下を入口に株の外側へ薄く施します。肥料が葉柄や中心部に触れたら取り除きます。すでに葉色が濃く、肥料表示の追肥時期でない場合は、土寄せだけにします。

  • 製品表示量を上限にする
  • 葉柄と中心部へ触れさせない
3

1回5cm前後

表面だけをほぐして土を寄せる

根を切らないよう表面を浅くほぐし、畝の肩から細かい土を株元へ寄せます。1回5cm前後を目安に低く広い山を作り、葉柄が集まる中心と新芽は土の上に残します。石や大きな土塊を株元へ押し込まないでください。

  • 根を傷めない浅い中耕
  • 中心を出した低く広い山
4

2回目・7月上旬の目安

本葉5〜6枚で2回目を行う

本葉5〜6枚で株が勢いよく伸びたら、同じ手順で2回目を行います。前回の山が残っていれば、上へ積み上げるより、雨で削れた側や芋側のふくらみが見える側を補います。子芋を探すために株元を掘り返してはいけません。

  • 残った山を見て不足側だけ補う
  • 子芋確認の掘り返しはしない
5

作業直後

敷きわらを戻し、外側まで水を通す

盛った土を手で軽く押さえ、敷きわらや乾いた草で表面を覆います。水は茎の中心へ集中させず、山の外周へゆっくり与えます。10分後に表面から3〜5cmを指で確認し、均一に湿っていれば完了です。水がたまる時は追加せず、排水を直します。

  • 3〜5cm下まで湿れば十分
  • 水たまりが残る時は排水優先
6

翌朝・大雨の後

翌日と強雨後に山を再確認する

株が立ち、新葉が開き、土が流れていなければ作業完了です。翌日に葉が垂れたままなら、追加の肥料や深い土寄せはせず、土の過湿と乾燥を確認します。強雨で子芋側のふくらみが露出した部分だけ、乾いた日に少量の土を補います。

  • 葉と土山の安定を確認
  • 異常時は追加作業を重ねない

作業時期の目安

5月下旬〜6月

本葉2〜3枚で根付きを確認し、1回目の追肥と軽い土寄せを行う。

7月上旬

本葉5〜6枚で2回目。前回の山を見て、雨で削れた側を5cm前後補う。

7月〜8月

敷きわらで乾燥を防ぎ、強雨後に土の流出や株元の露出だけを補修する。

収穫前

葉が黄ばみ始めたら深い土寄せを増やさず、霜前の収穫判断へ移る。

プランターは植え付け時に土を満杯にせず、あとから足す

深さ30cm以上の大型容器を使い、植え付け時に上端から10〜15cmの余白を残します。本葉2〜3枚と5〜6枚の時に培養土を3〜5cmずつ足し、葉柄の付け根は埋めません。すでに土が縁まである容器へ無理に盛らず、流れ出る土を受けられる大型容器へ植え替えるのではなく、表面の露出部分だけ補って乾燥を防ぎます。

  • 深さ30cm以上の大型容器
  • 上端に10〜15cmの増し土余白
  • 1回3〜5cmずつ足す

作業中のトラブル対策

株元から子芋のような部分が見えます

掘って確認せず、露出部分へ細かい土を3〜5cmほど補います。葉柄の付け根と中心の芽は埋めません。

土寄せ後に葉が垂れました

追加の肥料を止め、土の3〜5cm下を確認します。乾いていれば外周へゆっくり水を与え、ぬかるむ場合は排水を優先します。

プランターの土が縁まであります

土を山盛りにして流出させず、露出部分だけ薄く覆って敷きわらで乾燥を防ぎます。次作では植え付け時に10〜15cmの余白を残します。

8月に土が流れて株元が見えます

乾いた日に流れた側だけ土を補い、敷きわらを戻します。肥料の表示時期を過ぎている場合、土を補うたびに追肥しません。

土寄せ後も水がたまります

追加の水や土を止め、畝の外側に排水先を作ります。プランターは鉢底穴の詰まりと受け皿の水を確認します。

PR・楽天アフィリエイトおすすめ表示の設定

根拠と安全確認

参考資料

よくある質問

里芋の土寄せはいつ行いますか?

1回目は本葉2〜3枚、2回目は本葉5〜6枚が目安です。平暖地では5月下旬〜6月と7月上旬が入口ですが、日付より葉数と根付きを優先します。

里芋の土寄せは何センチですか?

1回に5cm前後を目安に、低く広い山を作ります。一度に葉柄の付け根まで深く埋めず、中心の芽を必ず土の上に残します。

里芋は土寄せと追肥のどちらが先ですか?

肥料表示の追肥時期なら、株から離して追肥し、表面を浅く中耕してから土を寄せます。仕上げに敷きわらを戻し、水を与えます。

里芋は8月にも土寄せしますか?

強雨で土が流れた、株元が露出した時は不足側だけ補います。毎回追肥したり、残っている山の上へ深く積み増したりはしません。

里芋の土寄せ後はどのくらい水を与えますか?

量を固定せず、山の外周へゆっくり与え、10分後に表面から3〜5cm下まで均一に湿っている状態を目安にします。水たまりが残る場合は追加せず、排水を直します。