発見時
穴の大きさと縁を比べる
直径1〜2mmの丸穴、多数の小穴、大きな不規則穴、葉縁からのえぐれ、褐色の縁取りを写真に残します。
- ・丸穴か不規則穴か
- ・縁が緑か褐色か
害虫診断ガイド
小さな丸穴が多数ならノミハムシ、大きな不規則穴と糞なら青虫類、光る粘液とえぐれた縁ならナメクジ、褐色斑の中心が抜けるなら病気を疑います。
まず見る
穴の形と縁
次に見る
葉裏・芯・糞
夜に見る
株元・鉢裏
すぐやる
虫と卵を除去
予防
すき間ないネット
穴だけを見て薬剤を選ばず、まず新しい穴を一つ決めて周囲を調べます。昼は葉裏と芯、夕方から夜は株元と鉢の裏を確認します。虫が見つからず褐色の縁取りが先に出ている場合は、病斑が枯れて抜けた可能性もあります。
個別ガイド
診断ステップ
発見時
直径1〜2mmの丸穴、多数の小穴、大きな不規則穴、葉縁からのえぐれ、褐色の縁取りを写真に残します。
昼
穴の近くの葉裏、葉柄の付け根、巻いた新葉を確認します。幼虫、卵、黒い糞があれば食害と判断しやすくなります。
日没後
ヨトウムシやナメクジは夜に活動します。懐中電灯で土表面、鉢縁、鉢底を見て、粘液跡も確認します。
確認直後
虫と卵は手袋やピンセットで除き、重症葉だけ切ります。病斑が疑われる葉は袋へ入れ、はさみを清潔にします。
翌日から
防虫ネットは裾と支柱周りを留めます。新しい穴が増えるか2〜3日ごとに見て、対象作物と害虫に登録された薬剤だけを使います。
春
新芽の小さな丸穴と葉裏の卵を週2回確認する。
梅雨
夕方にナメクジの粘液跡、鉢裏、病斑の褐色縁を確認する。
夏
ヨトウムシの糞と夜間食害を確認し、防虫ネットのすき間を直す。
秋
アブラナ科の幼苗をネットで覆い、新しい穴を2〜3日ごとに見る。
鉢を壁際へ密着させるとナメクジの隠れ場所になります。鉢底を浮かせ、落ち葉を除き、防虫ネットの裾をクリップで留めます。
小さい穴がたくさんあります
ノミハムシを疑い、葉を揺らして跳ぶ小虫を確認し、幼苗を細目ネットで覆います。
虫が見つかりません
夕方から夜に株元と鉢裏を確認し、糞、粘液、褐色の縁取りも見ます。
穴のある葉は全部切りますか?
軽い食害葉は光合成に使えるため残し、骨状の重症葉や病斑葉だけ除きます。
ネットをしても穴が増えます
設置前に虫や卵が残っていないか、裾、支柱穴、開閉部にすき間がないか確認します。
収穫・食用判断
軽い食害で葉が硬く、腐敗や糞がなければ、虫と卵が残っていないか確認して流水で十分に洗えます。強く骨だけになった葉や腐敗葉は除きます。
症状別の対策
穴の直径、縁、糞、粘液、褐色斑を組み合わせます。
1〜2mmの丸い穴が多数
幼苗を細目ネットで覆う。
不規則な大穴と黒い糞
葉裏と夜間に探して除く。
葉縁のえぐれと光る粘液
夕方に捕獲し隠れ場所を減らす。
褐色の縁を残して中心が抜ける
病葉を除き葉を長くぬらさない。
多数の1〜2mm丸穴ならノミハムシが代表的です。葉を揺らして跳ぶ小虫を確認します。
ヨトウムシやナメクジが代表的です。日没後に株元、葉裏、鉢底を確認します。
軽い食害で腐敗がなければ、虫、卵、糞を除いて流水で十分に洗えます。
種まきまたは植え付け直後、虫が入る前にかけ、裾をすき間なく固定します。