9月〜11月上旬
涼しくなる秋に種をまく
かつお菜の種まき時期は、平暖地では9月から11月上旬が目安です。高温期は虫害が増えやすいため、暑さが落ち着いてからまきます。プランターにすじまきし、薄く覆土して発芽まで乾かしすぎないようにします。
- ・平暖地は9〜11月上旬が目安
- ・寒冷地は8月下旬〜9月中旬に前倒し
葉物野菜の育て方
かつお菜(勝男菜・かつを菜)は福岡のお雑煮にも使われるアブラナ科の葉もの野菜です。平暖地では9月から11月上旬に種まきし、株間20cm前後で大株に育てます。収穫時期は11月から3月ごろで、外葉が25cmから35cmに伸び、葉色が濃く厚みが出たころが収穫目安です。
栽培難易度
初心者〜中級者向き
種まき時期
9月〜11月上旬(平暖地)
栽培場所
日なたのプランター
収穫目安
外葉25〜35cm
かつお菜の育て方で大切なのは、涼しくなる秋にまき、若いうちから虫を防ぎ、中心の葉を残して外葉を収穫することです。平暖地では9月から11月上旬、寒冷地・北海道・東北では8月下旬から9月中旬、暖地・九州・四国南部では10月から11月まきが扱いやすいです。採り遅れてとう立ちすると葉が硬くなるため、冬の間に大きな外葉から順に使います。
栽培ステップ
9月〜11月上旬
かつお菜の種まき時期は、平暖地では9月から11月上旬が目安です。高温期は虫害が増えやすいため、暑さが落ち着いてからまきます。プランターにすじまきし、薄く覆土して発芽まで乾かしすぎないようにします。
発芽後1〜3週間
本葉が出たら混み合う苗を間引きます。本葉2枚から3枚、本葉4枚から5枚のころに分け、葉色が濃く茎がしっかりした株を残します。間引き菜も汁物や炒め物に使えます。
本葉5〜6枚
かつお菜は外葉を大きくして収穫するため、株間20cm前後を確保します。標準プランターなら3株から4株程度に抑えると、葉が重なりすぎず、風通しも保ちやすくなります。
種まき直後〜生育初期
アブラナ科のかつお菜は、アブラムシ、アオムシ、コナガの被害を受けやすいです。種まき直後から防虫ネットを掛け、すき間を閉じます。ネットの中でも葉裏と新芽を週1回確認します。
10月〜12月
日当たりを確保し、表土が乾いたら鉢底から流れるまで水やりします。葉色が薄くなったら少量の追肥を行います。肥料を急に多く入れるより、乾燥と肥料切れを繰り返さないことが大切です。
11月〜3月
外葉が25cmから35cmになり、葉に厚みと張りが出たら収穫できます。中心の若い葉を残し、外側の葉を根元からハサミで切ります。一度に採りすぎると次の葉が伸びにくくなるため、数枚ずつ使います。
2月〜4月
春が近づき中心から花芽が伸びると、葉が硬くなり食味が落ちます。とう立ちの気配が出たら大きな葉をまとめて収穫します。寒冷地は収穫期間が短くなりやすく、暖地は春のとう立ちが早まるため早めに使い切ります。
1月
大きな外葉を順に収穫。寒さで傷んだ葉は早めに外す。
2月
外葉収穫を続ける。暖地はとう立ちの気配を見て早めに採り進める。
3月
花芽が見えたら収穫終盤。硬くなる前に大きな葉を採り切る。
4月
春まきは早採り前提。秋まき株は片付け、アブラナ科の連作を避ける。
5月
高温期の大株栽培は避け、秋まき用の種や防虫ネットを確認する。
6月
古い土を再生し、アブラナ科を続けて植えた土は休ませる。
7月
種まきは待つ。遮光よりも秋まき準備を優先する。
8月
寒冷地は下旬から種まき準備。平暖地は暑さが残るため無理にまかない。
9月
寒冷地・平暖地の種まき適期。発芽直後から防虫ネットを掛ける。
10月
平暖地・暖地の種まき適期。間引きながら株間20cm前後に広げる。
11月
外葉が伸び始める。早い株は25cm前後から少しずつ収穫する。
12月
冬の収穫本番。お雑煮用は外葉が厚く張った株から採る。
かつお菜は深根の野菜ではありませんが、外葉を大きく広げるため、標準プランターか深さ20cm以上の容器が扱いやすいです。株間20cm前後を取り、3株から4株程度に抑えると、葉が重なりすぎず収穫しやすくなります。若苗期は虫、冬は乾燥、春先はとう立ちに注意します。
外葉が大きくならない
株間不足、日照不足、肥料切れを確認します。株数を減らし、葉色が薄い時だけ少量追肥します。
葉が硬い
採り遅れやとう立ちが原因です。25〜35cmの外葉から順に収穫し、花芽が見えたら採り切ります。
葉に穴が多い
アオムシやコナガの可能性があります。防虫ネットのすき間を閉じ、葉裏を確認します。
葉が黄色くなる
肥料切れ、過湿、べと病を確認します。傷んだ葉を外し、水やりは表土が乾いてから行います。
春に急に花芽が伸びた
気温上昇でとう立ちしています。やわらかいうちに外葉を収穫し、次回は秋まき中心にします。
収穫ガイド
かつお菜の収穫時期は、平暖地の秋まきでは11月から3月ごろです。収穫目安は外葉が25cmから35cmに伸び、葉色が濃く、葉柄に厚みが出たころです。15cm未満ではまだ収量が少なく、採り遅れて花芽が伸びると葉が硬くなります。中心の葉を残して外側の葉だけ根元から切れば、冬の間に何度か収穫できます。とう立ちが始まる2月から4月は味が落ちる前に採り切ります。
病虫害・トラブル
かつお菜はアブラムシ、アオムシ、べと病、とう立ちに注意します。アブラムシは新芽や葉裏、アオムシは丸い食害穴、べと病は黄色い斑点と葉裏の白っぽいかび、とう立ちは中心から伸びる花芽が目印です。種まき直後から防虫ネットを使い、過湿と密植を避けます。
新芽や葉裏に小さな虫が集まる
初期に水で流し、防虫ネットと風通しで増殖を抑えます。
葉に丸い穴が増える
葉裏を確認し、見つけた幼虫を取り除きます。
黄色い斑点と葉裏の白っぽいかび
被害葉を外し、泥はねと過湿を避けます。
中心から花芽が伸びる
葉が硬くなる前に大きな外葉をまとめて収穫します。
平暖地では9月から11月上旬が目安です。寒冷地・北海道・東北では8月下旬から9月中旬、暖地・九州・四国南部では10月から11月まきが育てやすいです。
育てられます。深さ20cm以上の標準プランターを使い、株間20cm前後で3株から4株程度に抑えると外葉を大きくしやすいです。
秋まきの平暖地では11月から3月ごろです。冬の間に大きな外葉を順に収穫し、春のとう立ち前に採り切ります。
外葉が25cmから35cmに伸び、葉色が濃く、葉柄に厚みが出たころです。中心の若い葉を残して外葉だけ根元から切ります。
平暖地では3月ごろまで収穫できます。中心から花芽が伸び始めると葉が硬くなるため、とう立ち前に大きな葉を採り切ります。
同じ仲間として扱われることが多く、かつを菜、勝男菜、博多かつお菜などの表記があります。品種により葉の縮みや茎の太さが少し変わります。
高菜の種まき時期は、平暖地では春まきが3月から4月、秋まきが9月から10月です。葉を大きく育てて漬け菜や炒め物に使うなら、虫が減って葉が硬くなりにくい秋まきが向きます。寒冷地・北海道・東北では春は4月下旬以降、秋は8月下旬から9月上旬へ早め、暖地・九州・四国南部では10月まきも狙えますが、高温期の発芽不良と害虫に注意します。収穫目安は葉が25cmから35cm、葉面が広がってまだ硬くなりすぎないころです。
からし菜の種まき時期は、平暖地では春まきが3月から4月、秋まきが9月から10月です。初心者は害虫ととう立ちを管理しやすい秋まきが向きます。寒冷地・北海道・東北では春は4月下旬以降、秋は8月下旬から9月上旬へ早め、暖地・九州・四国南部では秋まきを10月まで狙えますが、高温期は発芽不良、害虫、水切れに注意します。収穫目安は葉が20cmから25cm、葉先が広がってやわらかいころです。
菜花の育て方で大切なのは、秋に早すぎず遅すぎず種まきし、冬越し後のつぼみを開花前に収穫することです。平暖地では9月から10月が種まき時期で、寒冷地・北海道・東北は8月下旬から9月中旬に早め、暖地・九州・四国南部は10月まきでも育てやすいです。収穫目安はつぼみが固く、主茎やわき芽が12cmから15cm前後に伸びたころです。