種まき前
ビーツの品種を選ぶ
家庭菜園では赤丸タイプのデトロイト・ダークレッドや、サラダ向きのビーツが育てやすいです。黄色やうずまき模様の品種もありますが、初めてなら発芽と肥大が安定しやすい定番品種を選ぶと失敗が少なくなります。
- ・初めては赤丸タイプが扱いやすい
- ・種袋の収穫日数と春秋まき対応を確認する
野菜の育て方
ビーツは赤い葉柄と丸い根を楽しめる根菜で、深さ25cm以上のプランターでも育てられます。春と秋の涼しい時期に種を直まきし、早めの間引きで株間を確保しながら、根の肩が5cmから8cmほど見えたころに収穫すると、硬くなりすぎる前の甘みあるビーツを採れます。
栽培難易度
初級から中級
おすすめ時期
春まき3月から5月
栽培場所
日当たりのよいプランター
収穫目安
根の肩5cmから8cm
ビーツの種まき時期は、平暖地では3月から5月、または9月から10月が目安です。発芽後は本葉2枚から4枚で間引き、最終株間を10cmから15cmほどにします。収穫時期は種まき後60日から90日ごろで、収穫目安は根の肩が直径5cmから8cmほど。長く置きすぎると硬くなり、根割れやす入り、とう立ちで食味が落ちます。
栽培ステップ
種まき前
家庭菜園では赤丸タイプのデトロイト・ダークレッドや、サラダ向きのビーツが育てやすいです。黄色やうずまき模様の品種もありますが、初めてなら発芽と肥大が安定しやすい定番品種を選ぶと失敗が少なくなります。
3月から5月・9月から10月
ビーツは移植でも育てられますが、根を丸く太らせたい家庭菜園では直まきが簡単です。深さ25cm以上のプランターに野菜用培養土を入れ、深さ1cmほどにすじまきします。ビーツの種は複数の芽が出やすい塊状の種なので、発芽後の間引きを前提にまきます。
本葉1枚から4枚
本葉1枚から2枚で混み合う芽を抜き、本葉3枚から4枚で最終株間を10cmから15cmにします。株間が狭いと葉は育っても根が小さく、丸く太りにくくなります。間引き菜は若い葉として食べられます。
生育中ずっと
表土が乾いたら鉢底から流れるまで水を与えます。乾燥が続いた後に急に多湿になると根割れしやすく、常に過湿だと根が傷みます。春まき後半と暖地の秋まき初期は、日中の乾きが早いため朝に土を確認します。
本葉5枚以降
元肥入り培養土なら追肥は控えめで足ります。葉色が薄い、根の太りが遅いときだけ少量の化成肥料を株間に置き、土になじませます。窒素が多すぎると葉ばかり茂り、根の肥大が遅れるため与えすぎません。
種まき後50日ごろから
ビーツは根の上部が土の表面に見えてくるため、収穫前に肩の直径を確認できます。直径2cmから3cmではまだ早く、5cmから8cmほどが家庭菜園で扱いやすい収穫目安です。肩が大きく露出して乾きすぎる場合は、周囲の土を軽く寄せます。
種まき後60日から90日
収穫時期は春まきで5月下旬から7月、秋まきで11月から12月ごろが目安です。根が大きくなりすぎると硬さ、す入り、根割れが出やすくなります。収穫は株元をゆるめ、葉の付け根を持ってまっすぐ引き抜きます。
2月
春まき準備。種、深さ25cm以上のプランター、培養土、防虫ネットを用意する。
3月
平暖地で春まき開始。寒さが残る日は不織布で発芽を助ける。
4月
春まきの本番。発芽後は早めに間引き、株間を確保する。
5月
寒冷地の種まき適期。3月まき株は根の肩を確認し始める。
6月
春まき株の収穫期。直径5cmから8cmの株から順に抜く。
7月
収穫遅れに注意。根割れ、硬さ、とう立ちが出る前に片付ける。
8月
暑さが厳しい地域は種まきを待ち、秋まき用の土を準備する。
9月
平暖地の秋まき開始。残暑が強い日は遮光と水切れ対策を優先する。
10月
秋まきの最終時期。間引きと防虫ネットで葉を守る。
11月
秋まき株の肥大確認。冷え込む前に大きい株から収穫する。
12月
秋まき株を収穫。寒冷地では秋まきより春まき中心にする。
ビーツは根が丸く太るため、深さ25cm以上、標準プランターなら幅60cm前後の容器が扱いやすいです。株間は10cmから15cmを確保し、土が乾きすぎた後に急に湿る状態を避けます。葉も食べられるため、間引き菜を利用しながら株数を絞ると無駄がありません。
発芽がそろわない
ビーツは発芽まで乾燥させないことが大切です。深まきにせず、表土を湿らせて管理します。暑すぎる時期は発芽が乱れやすいため、秋まきは残暑が弱まってから行います。
根が丸く太らない
株間不足、日照不足、肥料過多が原因になりやすいです。本葉3枚から4枚で株間10cmから15cmにし、日当たりを確保します。
葉ばかり大きい
窒素肥料が多い可能性があります。追肥を控え、根の肩が太るまで水分を安定させます。
根が割れる
乾燥と過湿の差が大きいと根割れしやすくなります。表土が乾いたらたっぷり水やりし、極端な水切れを作らないようにします。
とう立ちした
低温に長く当たった株や、収穫遅れの株で起こります。花芽が上がった株は根が硬くなりやすいため早めに収穫し、次回は種まき時期をずらします。
収穫ガイド
ビーツの収穫時期は、種まき後60日から90日ごろです。平暖地の春まきは5月下旬から7月、秋まきは11月から12月が目安になります。収穫目安は根の肩が土の表面に見え、直径5cmから8cmほどになったころ。2cmから3cmではまだ早く、10cm以上まで大きく置くと硬くなり、す入りや根割れが出やすくなります。いつまで収穫できるかは葉の状態と根の硬さで判断し、葉が黄ばむ、花芽が上がる、根に裂け目が出る前に順に抜きます。
病虫害・トラブル
ビーツは葉を観察しやすく、アブラムシ、ハモグリバエ、うどんこ病の初期症状を見つけやすい野菜です。根のトラブルでは、乾燥と過湿の差による根割れ、低温や収穫遅れによるとう立ちが問題になります。春まき初期と秋まきは防虫ネットを使い、水分を安定させます。
葉裏や新芽に小さな虫が集まる
発生初期に水で流し、防虫ネットと風通しで増殖を抑えます。
葉に白い曲線状の食害跡が出る
被害葉を早めに取り除き、成虫の侵入を防虫ネットで減らします。
葉に白い粉のような斑点が広がる
混み合う葉を整理し、葉を濡らしっぱなしにしない管理にします。
根の肩や側面に裂け目が入る
水切れ後の急な過湿を避け、収穫遅れの株は早めに抜きます。
平暖地では3月から5月、または9月から10月が目安です。寒冷地・北海道・東北は春まきを4月下旬から5月に遅らせ、秋まきは早めにまいて寒くなる前に太らせます。
育てられます。深さ25cm以上のプランターに直まきし、最終株間を10cmから15cmにすると、根が丸く太りやすくなります。
種まき後60日から90日ごろが収穫時期の目安です。春まきは5月下旬から7月、秋まきは11月から12月に根の肩を確認します。
根の肩が土の表面に見え、直径5cmから8cmほどになったころです。2cmから3cmでは早く、10cm以上まで置くと硬くなりやすいです。
葉が元気で、根に裂け目や硬さが出る前まで順に収穫できます。葉が黄ばむ、花芽が上がる、根割れが出る株は遅れぎみなので早めに抜きます。
若い葉や間引き菜は食べられます。サラダや炒め物に使えますが、根を太らせる株は葉を取りすぎないようにします。
かぶの種まき時期は、平暖地では3月から4月、9月から10月が目安です。プランター初心者は害虫が減り、根が太りやすい秋まきが育てやすく、収穫時期は種まき後40日から60日ごろです。小かぶの収穫目安は根の直径5cmから8cmで、肩が土の上に見えた株から順に抜きます。寒冷地は春まきを遅らせ秋まきを早め、暖地は残暑の強い直まきを避けると安定します。
ラディッシュは種まきから約25日から40日で収穫でき、ベランダ菜園の最初の一鉢にも向いています。失敗を減らすには、春と秋の涼しい時期にまき、株間を確保し、根が直径2cmから3cmになったら早めに収穫することです。
ごぼうの種まき時期は、平暖地では3月から5月、または9月ごろが目安です。袋栽培では長根品種より短根ごぼうやサラダごぼうが扱いやすく、収穫時期は品種にもよりますが種まき後90日から150日ほどです。収穫目安は葉が十分に茂り、短根種で根の長さ30cmから45cm、太さ1.5cmから3cm前後になったころ。遅れると硬さ、す入り、根割れが出やすくなります。