種の購入前
地域で春まき・秋まきを分ける
越冬が難しい寒冷地・高冷地は3月ごろの春まき、関東以西は秋まきが基本です。秋は早く播くほどよいのではなく、越冬時の葉数から逆算します。
- ・寒冷地は春まき
- ・関東以西は秋まき
種まき・植え付けガイド
寒冷地・高冷地は3月ごろの春まき、平暖地は10月中旬〜11月上旬、暖地は10月下旬〜11月中旬の秋まきが入口です。秋まきは本葉2〜4枚ほどの幼苗で冬へ入り、本葉5〜6枚以上へ育て過ぎないよう種袋の地域別作型を優先します。
寒冷地
3月ごろ春まき
平暖地
10月中旬〜11月上旬
暖地
10月下旬〜11月中旬
定植
本葉2〜3枚
越冬
本葉5枚まで
ソラマメは幼苗期ほど寒さに強く、越冬時に大株だとかえって寒害を受けます。発芽適温は15〜25℃。大粒の種は酸素を多く必要とするため、おはぐろを斜め下へ向け、種の上部が少し見える浅さでまきます。水へ浸す、深く埋める、常に湿らせる管理は腐敗を増やします。
作業ステップ
種の購入前
越冬が難しい寒冷地・高冷地は3月ごろの春まき、関東以西は秋まきが基本です。秋は早く播くほどよいのではなく、越冬時の葉数から逆算します。
播種前
排水がよく鳥害を防げる畑は直播できます。欠株、過湿、鳥害が心配なら9cmポットで1〜2粒を約15〜20日育苗し、元気な1本を残します。
播種当日
黒い筋のおはぐろを斜め下へ向け、種の上部が少し見える程度に押し込みます。水へ浸したり傷を付けたりせず、深まきもしません。
発芽まで5〜7日
播種後は一度水を通し、その後は表面とポットの重さを見て補水します。受け皿へ水を残さず、雨が続く場所では軒下へ移します。
播種後15〜20日
茎が締まり、本葉2〜3枚になった若苗を根鉢を崩さず浅植えします。老化苗は植え傷みしやすいため、本葉が増えるまで待ちません。
越冬前
本葉2〜4枚を入口に冬へ入り、5〜6枚以上の大株へ育て過ぎません。早まきで大きくなった株を切り戻して帳尻合わせせず、次作は播種を遅らせます。
3月・寒冷地
15〜20℃へ保温して春まきし、本葉2〜3枚で外気へ慣らして定植する。
10月中旬〜11月上旬・平暖地
越冬時の葉数から逆算して秋まきする。
10月下旬〜11月中旬・暖地
早まきを避け、種袋の秋まき適期内で始める。
降霜前
本葉5枚までか、株元の排水と防鳥資材を確認する。
最終容器は深さ30cm以上、十分な土量を確保し、1株を入口にします。秋の発芽期は鳥害を不織布で防ぎ、発芽後は外します。冬は受け皿の水を残さず、株元が凍結と過湿を繰り返さない場所で管理します。
早く播いて大きな苗にした方が安全ですか?
逆です。越冬時に本葉5〜6枚以上の大株は寒害を受けやすくなります。地域の播種期を守り、幼苗で冬へ入れます。
種を水へ浸すと発芽が早くなりますか?
ソラマメは急な吸水で子葉が傷み、発芽が悪くなることがあります。乾いた種をそのまま浅くまきます。
種が腐ります
深まき、横置き、過湿、排水不足を確認します。おはぐろを斜め下へ向け、上部を少し見せ、受け皿の水を捨てます。
直播とポットのどちらがよいですか?
排水と鳥害対策を整えられる畑は直播、欠株を避けたい場合はポット育苗が管理しやすいです。
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根拠と安全確認
発芽適温、浅まき、おはぐろ、本葉5枚までの耐寒性と鳥害対策を参照。
寒冷地春まき、関東以西秋まき、本葉2〜3枚の若苗定植を参照。
浅まき、15〜20日育苗、本葉5枚以上の寒害リスクを参照。
一般地10月中旬〜11月上旬、寒冷地3月、ポット育苗を参照。
寒冷地は3月ごろの春まき、平暖地は10月中旬〜11月上旬、暖地は10月下旬〜11月中旬が入口です。種袋の地域別作型を優先します。
本葉2〜4枚を入口にし、本葉5枚までの幼苗で冬へ入ります。5〜6枚以上の大株は寒害を受けやすくなります。
黒い筋のおはぐろを斜め下へ向け、種の上部が少し見える程度に浅くまきます。
播種後15〜20日ほど、本葉2〜3枚の若苗で根鉢を崩さず定植します。
そら豆の収穫サインは、上向きだったさやが下向きになり、さやの背筋が黒っぽくなり、豆がふっくら入ることです。適期は短いので、収穫期は2日から3日に1回確認します。
10月の植え付けは、春夏のように「早く大きくする」より、冬前に根を張らせる判断が重要です。にんにくは鱗片を浅めに、玉ねぎ苗は太すぎない苗を浅植えに、豆類は地域の冷え込みを見て早まきを避けます。寒冷地は上旬まで、平暖地は中旬から下旬、暖地は下旬から11月前半まで候補をずらします。
地域別の種まき調整は、種袋の月をそのまま使うのではなく、最低気温、地温、遅霜、真夏日、台風時期を合わせて見るのが実用的です。平暖地の標準時期を基準に、寒冷地は春を遅らせ秋を早め、暖地は春を早められても夏の暑さを避けます。