種まき2週間前
柔らかい土と大型容器を用意する
落花生は地中でさやを作るため、硬い土や浅い容器では実付きが落ちます。プランターなら深さ30cm以上、横幅65cm以上を目安にし、水はけのよい野菜用培養土を使います。粘りの強い土は赤玉土や腐葉土で軽くし、子房柄が潜りやすい状態にします。
- ・深さ30cm以上の大型プランターを使う
- ・土を締めすぎず、排水と柔らかさを優先する
野菜の育て方
落花生は花のあとに子房柄が土へ潜り、地中でさやを作るマメ科野菜です。平暖地では5月から6月に種をまき、9月下旬から10月に試し掘りでさやの網目を確認して収穫します。大型プランターでも育てられますが、横へ広がる株と地中結実のため、深さと土の柔らかさが重要です。
栽培難易度
中級
おすすめ時期
5月から6月に種まき
栽培場所
日当たりのよい大型プランター
収穫目安
試し掘りで莢の網目がくっきり
落花生の種まき時期は、平暖地では5月から6月が目安です。地温が十分上がってから、種を水に浸けず乾いたまま横向きにまきます。収穫時期は9月下旬から10月ごろで、収穫目安は開花後80日から95日、試し掘りしたさやの網目がくっきりしている状態です。寒冷地は開始を遅らせると収穫までの期間が短くなるため早生種や苗利用を検討し、暖地は早めに始められますが梅雨の過湿と台風前後の倒伏に注意します。
栽培ステップ
種まき2週間前
落花生は地中でさやを作るため、硬い土や浅い容器では実付きが落ちます。プランターなら深さ30cm以上、横幅65cm以上を目安にし、水はけのよい野菜用培養土を使います。粘りの強い土は赤玉土や腐葉土で軽くし、子房柄が潜りやすい状態にします。
5月から6月
落花生の種まき時期は、平暖地では5月から6月です。寒冷地・北海道・東北は遅霜後に2週間から4週間遅らせますが、収穫までの日数が足りない場合は早生種や苗を使います。暖地・九州・四国南部では4月下旬から始められる年もありますが、梅雨の過湿を避ける排水対策を優先します。
発芽後2週間から3週間
1か所に2粒まいた場合は、本葉が増えてから生育のよい株を残します。株間は30cm前後を目安にし、混みすぎを避けます。初期は過湿で種や根が傷みやすいため、水やりは表土が乾いてから行います。
7月ごろ
落花生は黄色い花が咲いたあと、花のもとから子房柄が伸びます。収穫時期を逆算するため、最初に花を多く見た時期を覚えておくと便利です。開花期に極端に乾燥すると実付きが落ちやすくなります。
開花後1週間から2週間
受粉後に伸びる子房柄は、土に潜ってさやになります。株元や周囲の土が硬いと潜りにくいため、表面を軽くほぐし、必要に応じて土寄せします。マルチを使っている場合は、子房柄が土に届くよう邪魔になる部分を外します。
8月から9月
土中でさやが太る時期は、水切れと過湿の差を小さくします。猛暑日は朝に水やりし、受け皿の水はためません。窒素肥料を多く入れると茎葉ばかり茂るため、追肥は控えめにします。
開花後80日から95日
落花生の収穫目安は地上部だけでは判断しにくいため、1株または株端を試し掘りします。さやが十分ふくらみ、表面の網目模様がはっきりしていれば収穫適期です。網目が薄く柔らかいさやが多い場合は、1週間から2週間待ちます。
9月下旬から10月
晴天が続く日に株ごと掘り上げ、土を軽く落として乾かします。引き抜くだけだとさやが土に残ることがあるため、スコップで周囲から掘ります。茹で落花生にするなら収穫直後、保存するなら風通しよく乾燥させます。
3月
資材準備。寒冷地はまだ屋外作業を急がず、大型プランターと水はけのよい土を用意する。
4月
暖地は下旬から種まき準備。平暖地は地温が上がるまで待つ。
5月
平暖地で種まき開始。種は水に浸けず、乾いたまま横向きにまく。
6月
種まき適期の終盤。寒冷地は早生種や苗利用で収穫期間を確保する。
7月
開花期。黄色い花を確認し、子房柄が土に潜れるよう株元を整える。
8月
地中結実期。水切れと過湿の差を小さくし、窒素肥料を控える。
9月
早生種は試し掘り開始。莢の網目とふくらみを確認する。
10月
収穫期。晴れた日に掘り上げ、茹で用は早めに、保存用は乾燥させる。
11月
暖地や遅まき株の収穫終盤。霜前に掘り上げ、カビを避けて乾燥する。
落花生はプランターでも育てられますが、標準サイズでは狭くなりがちです。深さ30cm以上、横幅65cmから75cm以上の大型容器に1株から2株程度にし、株元の土を柔らかく保ちます。子房柄が土に潜るため、株元をマルチや硬い土でふさがないことが大切です。
発芽しない
地温不足、過湿、種を水に浸けたことが原因になりやすいです。地温が上がってから、乾いた種を横向きにまきます。
花は咲くのに実が少ない
子房柄が土に潜れない、土が硬い、株間不足が原因です。株元を柔らかくし、土寄せできる余白を確保します。
葉ばかり茂る
窒素肥料が多い可能性があります。追肥を控え、日当たりと株間を見直します。
莢が未熟だった
収穫が早すぎます。開花後80日から95日を目安に、試し掘りで網目模様を確認します。
収穫後にカビる
湿った日に収穫した、乾燥不足、風通し不足が原因です。晴天日に掘り上げ、保存用はしっかり乾かします。
収穫ガイド
落花生の収穫時期は、平暖地では9月下旬から10月ごろです。収穫目安は開花後80日から95日、または下葉が黄ばみ始めたころに試し掘りし、さやの網目模様がくっきりしている状態です。網目が薄い、さやが柔らかい、実が小さい場合はまだ早く、1週間から2週間待ちます。収穫が遅れすぎると、土中で発芽したり、カビや腐敗が出たりするため、晴天が続くタイミングで掘り上げます。
病虫害・トラブル
落花生は比較的丈夫ですが、アブラムシ、ハダニ、コガネムシ幼虫、過湿による根傷みに注意します。葉裏の虫、葉のかすれ、株のぐらつき、地際の傷みを定期的に確認します。水はけの悪い土や詰め込みすぎのプランターでは、根とさやが傷みやすくなります。
新芽や茎に小さな虫が集まる
発生初期に水で流し、混み合った枝を整理します。
葉が白っぽくかすれる
乾燥が続く時に葉裏を確認し、強い乾燥を避けます。
株が急に弱り、根や莢を食べられる
植え付け前の土を確認し、被害株は周囲の土も点検します。
株元が蒸れ、葉色が悪くなる
排水を改善し、受け皿の水をためないようにします。
平暖地では5月から6月が落花生の種まき時期です。地温が上がってからまきます。寒冷地は遅霜後に遅らせますが、収穫までの日数が短くなるため早生種や苗利用も検討します。
水には浸けません。落花生の種は過湿で傷みやすいため、乾いたまま横向きにまき、覆土2cmから3cmで管理します。
育てられますが、大型プランターが必要です。深さ30cm以上、横幅65cmから75cm以上を目安にし、1株から2株程度で土寄せできる余白を残します。
平暖地では9月下旬から10月ごろが収穫時期です。開花後80日から95日を目安に、試し掘りで莢の成熟を確認します。
試し掘りした莢が十分ふくらみ、表面の網目模様がくっきりしていれば収穫目安です。網目が薄く柔らかい莢が多い場合は、1週間から2週間待ちます。
霜が降りる前までに収穫します。遅れすぎると土中発芽、カビ、腐敗が出やすいため、10月から11月上旬までに晴天を選んで掘り上げるのが安全です。
オクラは気温が高くなってから育てる野菜です。種まき時期は4月下旬から6月、苗の植え付け時期は5月から6月が目安です。寒い時期に急いで植えるより、最低気温が安定してから始める方が失敗しにくくなります。
かぶの種まき時期は、平暖地では3月から4月、9月から10月が目安です。プランター初心者は害虫が減り、根が太りやすい秋まきが育てやすく、収穫時期は種まき後40日から60日ごろです。小かぶの収穫目安は根の直径5cmから8cmで、肩が土の上に見えた株から順に抜きます。寒冷地は春まきを遅らせ秋まきを早め、暖地は残暑の強い直まきを避けると安定します。
ラディッシュは種まきから約25日から40日で収穫でき、ベランダ菜園の最初の一鉢にも向いています。失敗を減らすには、春と秋の涼しい時期にまき、株間を確保し、根が直径2cmから3cmになったら早めに収穫することです。