スナップエンドウの育て方完全ガイド

スナップエンドウの育て方をプロが徹底解説!秋蒔き春収穫で甘いシャキシャキ豆を収穫。種まきから支柱設置、収穫まで、初心者でも成功するスナップエンドウの育て方。根粒菌の力で土を豊かにしながら、開花後20日で美味しい豆莢を収穫できる栽培方法を詳しく解説。

この栽培ガイドをシェア:
スナップエンドウの育て方完全ガイド
栽培難易度
初心者向け
📅
栽培期間
4-6ヶ月
🌤️
最適季節
秋蒔き春収穫
💪
栄養価
ビタミンC・β-カロテン・食物繊維豊富
秋蒔き・土作り
秋蒔き・土作り
10-11月適期種まき
支柱設置・誘引
支柱設置・誘引
長さ200cm支柱設置
開花・着果
開花・着果
美しい白い花から莢へ
収穫
収穫
甘いシャキシャキ豆莢

スナップエンドウの育て方|栽培の詳細ステップ

土作りと種子準備
1

土作りと種子準備

種まき2週間前

スナップエンドウ栽培成功の基礎は適切な土作り。マメ科特有の根粒菌との共生を活かし、リン酸・カリウム中心の土作りが重要

pH6.0-6.5に調整・石灰で中和
堆肥2-3kg/㎡で土壌改良
排水良好・有機質豊富な土作り
連作は避け3-4年間隔空ける
種子は発芽テスト実施・選別

根粒菌の活動を促進するため窒素肥料は控えめに・リン酸カリウム重視

適期種まき実施
2

適期種まき実施

10月中旬-11月上旬

発芽適温15-20℃を確保した適期種まき。幼苗での越冬を目指し、播種時期と深さの調整が栽培成功の鍵

1箇所3-4粒まき・後で2株に間引き
播種深さ2-3cm・覆土は軽めに
株間30cm・条間30cmで配置
播種後は不織布で保温・防虫
発芽まで10-14日・適度な水やり

地温15℃以上を確認してから播種・早まきは避ける

発芽後の管理と間引き
3

発芽後の管理と間引き

播種2-3週間後

発芽揃い後の間引きと初期育苗管理。健全な苗2株を選んで適切な間引きを行い、越冬に向けた丈夫な苗作りを実施

発芽揃い後、良い苗2株を残して間引き
初期は控えめな水やり・過湿注意
草丈5-10cmまで順調な生育確認
土寄せ・除草で根張り促進
病害虫の初期発見・対策

間引きは株元から切り取り・根を傷めないよう注意

越冬準備と寒さ対策
4

越冬準備と寒さ対策

12月上旬

草丈15-20cmでの理想的な越冬準備。霜害・凍害対策を講じて、春の生育再開に向けた健全な株を維持する冬季管理

草丈15-20cmが越冬理想サイズ
霜よけ寒冷紗・不織布設置
根元に土寄せで保温効果向上
過湿避ける排水対策徹底
冬季の水やりは最低限に

草丈が高すぎると寒害受けやすい・適正サイズで越冬させる

春の生育再開と支柱設置
5

春の生育再開と支柱設置

3月中旬-下旬

春の生育再開とともに支柱設置開始。つるの伸長に備えた2m支柱設置と、第1回追肥による生育促進管理

草丈20cm程度で支柱設置開始
長さ200cm支柱・株元から10cm離す
第1回追肥でリン酸・カリウム補給
土寄せ・中耕で根張り促進
誘引準備・ひも・ネット設置

支柱設置は早めに・つるが伸び始める前の準備が重要

誘引作業と蔓管理
6

誘引作業と蔓管理

4月上旬-5月

つるの伸長期における誘引作業。週1回の誘引作業でつるを支柱に巻きつけ、ネットやひもを使った効率的な管理方法

週1回ペースで誘引作業実施
つるは優しく支柱に巻きつける
支柱ネット・麻ひもで補助
摘心は基本的に不要
第2回追肥で開花促進

つるは自然に巻きつく性質・無理に曲げず自然な方向に誘引

開花期の管理と受粉
7

開花期の管理と受粉

4月下旬-5月

美しい白い花の開花期管理。自家受粉する性質を活かし、開花促進と着果率向上のための管理技術

白い蝶形花が次々と開花
自家受粉のため人工授粉不要
開花期の水やりは控えめに
第3回追肥で着果促進
風通し良く病害予防

開花期の過湿は花落ち・着果不良の原因・適度な乾燥を維持

収穫作業と継続管理
8

収穫作業と継続管理

5月-6月

開花後20-25日での適期収穫。朝の涼しい時間帯の収穫で品質維持し、継続的な収穫のための株管理

開花から20-25日後が収穫適期
莢長6-7cm・豆がふっくら膨らむ
朝の涼しい時間帯に収穫
下段から順次収穫で継続性向上
収穫後は涼しい場所で保存

収穫は毎日チェック・適期を逃すと硬くなり食感悪化

🫛スナップエンドウ収穫タイミング【見極め方法】

開花からの日数とサヤの状態で見分ける最適な収穫時期

スナップエンドウは開花後20-25日が収穫の目安。サヤが6-7cmになり、中の豆がふっくらと膨らんで鮮やかな緑色のうちに収穫するのがポイントです。

収穫タイミング判断基準

収穫適期の状態

収穫適期

最高品質
長さ6-7cm・ふっくら膨らみ
  • 開花から20-25日経過
  • サヤが鮮やかな緑色
  • 中の豆がふっくらと膨らんでいる
  • サヤの表面にツヤがある
  • 手で触ると弾力がある

即座に収穫

収穫適期直前の状態

収穫適期直前

品質良好
長さ5-6cm・やや膨らみ
  • 開花から15-20日経過
  • サヤは緑色でやや短め
  • 豆の膨らみはまだ小さい
  • 数日待つとより美味しくなる
  • 毎日観察して適期を待つ

数日以内に収穫予定

若取り収穫OKの状態

若取り収穫OK

品質良好
長さ4-5cm・平たい
  • 開花から10-15日の若莢
  • サヤが平たく豆は小さい
  • 柔らかく筋も少ない
  • サヤエンドウとして利用可能
  • 早めの収穫で長期間楽しめる

若莢として収穫OK

収穫遅れ・硬化注意の状態

収穫遅れ・硬化注意

品質低下開始
長さ7cm以上・過膨らみ
  • 開花から25-30日経過
  • サヤが大きくなりすぎている
  • 豆が硬くなり始めている
  • 筋が太くなっている
  • 食味・食感が劣化開始

緊急収穫・調理法工夫

完熟豆・種用の状態

完熟豆・種用

食用不適・種用OK
サヤが茶色・豆が硬化
  • 開花から40-50日経過
  • サヤが茶色く乾燥している
  • 豆が完全に硬くなっている
  • スナップエンドウとしては不適
  • 来年の種として保存可能

種として保存または廃棄

豆苗用再利用の状態

豆苗用再利用

豆苗として優秀
完熟豆から新芽
  • 完熟豆を水耕栽培
  • 1週間で豆苗として収穫可能
  • 栄養価の高い新芽野菜
  • 室内で年中栽培可能
  • 再生野菜として二次利用

水耕栽培で豆苗生産

品種別収穫時期の見極め

つるあり種(一般種)

収穫期間:開花後20-25日
特徴:

草丈2m程度まで伸び、長期間収穫可能。支柱が必要だが収量が多い

コツ:

下段から順次収穫し、上段の花を咲かせ続けて長期収穫を楽しむ

つるなし種(矮性種)

収穫期間:開花後18-22日
特徴:

草丈80cm程度で支柱不要。一斉収穫タイプで管理が簡単

コツ:

開花期間が短いため、適期を逃さず集中的に収穫する

紫花種

収穫期間:開花後22-28日
特徴:

紫色の美しい花が特徴。やや晩生で寒さに強い

コツ:

花も観賞価値があり、収穫期は通常種より若干遅めに設定

収穫タイミングのよくある失敗

⚠️収穫が早すぎる

問題:

豆の膨らみが不十分で、甘みと食べ応えに欠ける

解決策:

開花から20日は待ち、豆がふっくら膨らんでから収穫する

⚠️収穫が遅すぎる

問題:

豆が硬くなり、筋が太くなって食感が悪化

解決策:

毎日観察し、サヤの色とツヤが良いうちに収穫する

⚠️一度に全部収穫してしまう

問題:

つるあり種では継続的な収穫ができず、もったいない

解決策:

下段から順次収穫し、上段の開花を促進させる

⚠️雨天時の収穫

問題:

水分で日持ちが悪くなり、品質が劣化しやすい

解決策:

晴天の午前中に収穫し、すぐに涼しい場所で保存

季節別収穫管理

春の収穫期(4-6月)

気候条件:気温上昇・日照時間延長期
収穫のコツ:

朝の涼しい時間帯に収穫。気温上昇とともに莢の成長が早まるため観察頻度を上げる

初夏の収穫終期(6-7月)

気候条件:高温・梅雨期
収穫のコツ:

高温で品質が落ちやすいため早めの収穫を心がける。梅雨入り前に収穫を完了

📅スナップエンドウの育て方|種まき・栽培時期

スナップエンドウの育て方最適な栽培時期

スナップエンドウの育て方の基本は秋蒔き栽培(10-11月種まき→翌4-6月収穫)です。冷涼期を好み、幼苗で越冬する耐寒性の強さが特徴です。

秋蒔き栽培(推奨)

種まき時期10月中旬-11月上旬
発芽時期10-14日後
越冬管理草丈15-20cmで越冬
収穫時期翌年4月-6月
栽培期間約6-7ヶ月
特徴:

最も安定した作型。幼苗で越冬し、春の気温上昇とともに生育が旺盛になる。病害虫も少なく、初心者に最適。

春蒔き栽培(寒冷地)

種まき時期3月中旬-4月中旬
発芽時期7-10日後
支柱設置5月中旬頃
収穫時期6月中旬-8月
栽培期間約3-4ヶ月
特徴:

寒冷地限定の作型。越冬できない地域で春から夏の栽培。生育期間は短いが夏の高温に注意が必要。

⚠️重要なポイント

  • 発芽適温15-20℃を確保し、地温が安定してから種まき実施
  • 幼苗での越冬が基本で、草丈15-20cmで冬を迎えるよう調整
  • 連作障害を避けるため、マメ科作物との間隔を3-4年空ける
  • 根粒菌の活動で窒素肥料は控えめに、リン酸・カリウム中心の施肥
  • 支柱設置は草丈20cm頃から開始し、2mの支柱で十分な高さ確保

地域別栽培時期

栽培地域マップ

北海道・東北地方(寒冷地)

春蒔き時期4月中旬-5月上旬
春蒔き収穫7月上旬-8月下旬
秋蒔き不適(越冬困難)
ポイント:

越冬栽培は困難なため春蒔き中心。冷涼な気候を活かした高品質生産が可能。霜の心配がなくなってから種まき。

関東・甲信越地方(中間地)

秋蒔き時期10月中旬-11月上旬
秋蒔き収穫翌年4月中旬-6月上旬
春蒔き時期3月下旬-4月中旬
春蒔き収穫6月上旬-7月中旬
ポイント:

秋蒔き栽培の最適地域。幼苗での越冬が可能で、春の長期収穫を楽しめる。春蒔きも可能だが収穫期間は短め。

東海・関西・中国・四国地方(中間地)

秋蒔き時期10月下旬-11月中旬
秋蒔き収穫翌年4月上旬-6月上旬
春蒔き時期3月中旬-4月上旬
春蒔き収穫5月下旬-7月上旬
ポイント:

温暖な気候で越冬しやすく、秋蒔き栽培に適している。春の収穫期が長く、家庭菜園に最適な地域。

九州・沖縄地方(暖地)

秋蒔き時期11月上旬-11月下旬
秋蒔き収穫翌年3月下旬-5月下旬
春蒔き可能だが夏の高温で品質低下
ポイント:

暖地では秋蒔きが中心。種まき時期を遅らせて幼苗での越冬を図る。春の収穫期は他地域より早め。

スナップエンドウ栽培年間スケジュール

10月

平均気温 15-20℃

📅 上旬-中旬

🌱土作り・畑準備

  • 畝作り・土壌改良(堆肥投入)
  • 石灰散布によるpH調整(6.0-6.5)
  • 元肥施用(リン酸・カリウム中心)
📅 中旬-下旬

🌰種まき適期

  • 種まき(1箇所3-4粒、深さ2-3cm)
  • 株間30cm、条間30cmで配置
  • 不織布べたがけで保温・防虫

11月

平均気温 10-15℃

📅 上旬

🌱遅い種まき・間引き

  • 暖地での種まき実施
  • 発芽した苗の間引き作業
  • 1箇所2株に調整
📅 中旬-下旬

🌿苗の管理

  • 草丈5-10cmまで順調に生育確認
  • 土寄せ・除草作業
  • 水やりは控えめに管理

12月

平均気温 5-10℃

📅 上旬-中旬

❄️越冬準備

  • 草丈15-20cmで越冬状態確認
  • 霜よけネットや寒冷紗設置
  • 過湿を避ける排水対策
📅 下旬

🏠冬季管理開始

  • 水やりは控えめに(月2-3回程度)
  • 強風対策・支柱の点検
  • 病害虫の越冬状況確認

1月

平均気温 2-8℃

📅 全期間

🧊越冬管理

  • 最低限の水やり(月1-2回)
  • 霜害・凍害からの保護
  • 根元の土寄せメンテナンス

2月

平均気温 3-10℃

📅 中旬-下旬

🌸春の準備

  • 生育状況の確認・弱い株の除去
  • 追肥準備(リン酸・カリウム系)
  • 支柱設置の準備作業

3月

平均気温 8-15℃

📅 上旬-中旬

🌱生育再開

  • 第1回追肥実施
  • 土寄せ・中耕作業
  • 春蒔き栽培の種まき(寒冷地)
📅 下旬

🎋支柱設置

  • 草丈20cmで支柱設置開始
  • 2m支柱を株元から10cm離して設置
  • 誘引ひも・ネットの準備

4月

平均気温 12-20℃

📅 上旬-中旬

🎭誘引・支柱管理

  • つるの誘引作業(週1回)
  • 支柱ネット張り・ひも設置
  • 第2回追肥実施
📅 中旬-下旬

🌸開花準備・初期開花

  • 花芽分化の確認
  • 初期の花が咲き始める
  • 暖地では早期収穫開始

5月

平均気温 18-25℃

📅 上旬-中旬

🌼開花盛期

  • 白い花が次々と開花
  • 受粉・着果の確認
  • 第3回追肥実施
📅 中旬-下旬

🫛収穫開始

  • 開花から20-25日後収穫開始
  • 朝の涼しい時間帯に収穫
  • 収穫量記録・品質チェック

6月

平均気温 22-28℃

📅 上旬-中旬

🥬収穫盛期

  • 最盛期の収穫作業(毎日収穫)
  • 適期収穫で品質維持
  • 継続的な誘引・支柱管理
📅 中旬-下旬

📦収穫終期

  • 高温期前の最終収穫
  • 種用莢の選別・管理
  • 来年用種子の準備

7月

平均気温 25-30℃

📅 上旬

🧹栽培終了・片付け

  • 最終収穫・株の撤去
  • 支柱・ネットの片付け
  • 根粒菌の確認・土壌状態チェック
📅 中旬-下旬

🌱土壌改良・次作準備

  • 残根の分解促進(根粒菌効果)
  • 緑肥作物の播種検討
  • 秋冬野菜の計画立案

8月

平均気温 26-32℃

📅 全期間

☀️夏季管理・秋準備

  • 高温期の土壌管理
  • 来年の種子選別・保存
  • 秋蒔き栽培の計画検討

9月

平均気温 20-26℃

📅 中旬-下旬

🍂秋蒔き準備開始

  • 来期の土作り開始
  • 種子の準備・発芽テスト
  • 栽培計画の最終確認

スナップエンドウの栄養価と健康効果

スナップエンドウは「食べるサプリメント」と呼ばれるほど栄養豊富な野菜です。ビタミンC、β-カロテン、食物繊維が豊富で、莢と豆の両方を食べることで効率よく栄養摂取ができます。

🫛 スナップエンドウ(100gあたり)

ビタミンC
43mg
β-カロテン
400μg
食物繊維
2.5g
カリウム
160mg
葉酸
53μg
カルシウム
32mg
効果:骨粗鬆症予防、貧血改善、免疫力向上

おすすめ商品

よくある質問

A.スナップエンドウの育て方の基本は秋蒔き(10月中旬-11月上旬)です。幼苗で越冬し、春に収穫する作型が最も安定したスナップエンドウの育て方になります。寒冷地では越冬が困難なため、春蒔き(3-4月)で栽培します。発芽適温は15-20℃なので、地温が安定してから種まきしましょう。

A.草丈20cm程度になった3月下旬頃に支柱設置します。長さ200cmの支柱を株元から10cm離して深さ30cmまで差し込みます。つるあり種では必須で、支柱にネットや麻ひもを張り、週1回ペースで誘引作業を行います。

A.開花から20-25日後、莢の長さが6-7cmになり、中の豆がふっくらと膨らんだ状態が収穫適期です。莢が鮮やかな緑色でツヤがあり、手で触ると弾力があるのが目安。朝の涼しい時間帯に収穫すると品質が保たれます。

A.スナップエンドウはマメ科なので連作障害が起こりやすい野菜です。同じ場所での栽培は3-4年間隔を空けてください。対策として、異なる科の野菜との輪作、堆肥による土壌改良、コンパニオンプランツ(ネギ類)の併用が効果的です。

A.プランター栽培は十分可能です。深さ30cm以上のプランターを使用し、つるあり種では180-200cmの支柱が必要です。排水良好な培養土を使い、根粒菌の活動を考慮して窒素肥料は控えめに。水やりは土の表面が乾いてから与えましょう。

A.着果不良の原因は、開花期の過湿、窒素肥料の過多、気温が高すぎることなどです。開花期は水やりを控えめにし、リン酸・カリウム中心の追肥を行います。また、25℃以上の高温では花粉の活力が低下するため、涼しい環境を保つことが大切です。

A.根粒菌はマメ科植物の根に共生する細菌で、空気中の窒素を植物が利用できる形に変換します。そのため、スナップエンドウは窒素肥料をほとんど必要とせず、逆に土壌に窒素を供給して後作物の生育を良くします。肥料は リン酸・カリウム中心で十分です。

A.収穫が遅れて硬くなった完熟豆や、種として保存した豆を使って豆苗栽培ができます。豆を一晩水に浸けて発芽させ、水耕栽培で1週間程度育てます。10-15cmの新芽が出たら豆苗として収穫でき、栄養価の高い再生野菜として楽しめます。

A.主な病害は うどんこ病、立枯病で、害虫はアブラムシ、ハモグリバエが発生します。予防として風通しを良くし、過湿を避けます。発生初期なら農薬を使わず、うどんこ病には重曹水、アブラムシには牛乳スプレーが効果的です。コンパニオンプランツのバジルやマリーゴールドも害虫忌避に有効です。

A.つるなし種は草丈80cm程度で支柱不要、一斉収穫タイプで管理が簡単です。つるあり種は草丈2m程度で支柱必要、長期収穫可能で収量が多くなります。初心者やプランター栽培にはつるなし種、畑で長期収穫を楽しみたい場合はつるあり種がおすすめです。